【Xリーグ】短期集中連載 ライスボウルまであと5日 アメフト日本一への軌跡:富士通フロンティアーズ編(4)
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Vol. 4 第4節:富士通のエアリアルアタック炸裂 WR小梶恭平が113ヤードレシーブで存在感
前節に続き異例の2節連続の関西遠征となったこの試合で、富士通オフェンスが獲得した距離は449に及ぶ。そのうちパスによるゲインは309ヤードだ。そして、この空中戦の中で際立った活躍をしたのがWR小梶恭平である。
QB高木翼からのロングパスを肩越しにキャッチする富士通フロンティアーズWR小梶恭平 【©X LEAGUE】
昨シーズンはケガの影響もあって思うようなパフォーマンスができず、QB高木からの信頼を得ていないと感じることもあったそうだ。今季は開幕戦からコンスタントに先発出場するようになり、活躍の場も広がった。松井やグラントを抑えてパスの獲得距離でチームトップの成績を残したのは今季これが初めてだ。目標としている高木からの信頼も「徐々に形にできていたと思う」と手ごたえを感じたという。
富士通の今季のリーディングレシーバーは松井でもグラントでもなく小梶だ。パスキャッチ数(19)、獲得距離(290)とも二人を抑えている。X1 Superでも5位の成績だ。名実ともに富士通のトップレシーバーの一人である。
TDパスキャッチをした富士通WRサマジー・グラント(右)のTDパスキャッチのあとに駆け寄って祝福するWR松井理己 【©X LEAGUE】
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