【Xリーグ】短期集中連載 ライスボウルまであと6日 アメフト日本一への軌跡:パナソニック インパルス編(3)
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Vol. 3 第3節:アサヒビールの前に立ちはだかるパナソニックディフェンス 鉄壁の守備で完封勝利
パナソニックオフェンスはクオーターバック(QB)ジェイロン・ヘンダーソンをはじめ、ランニングバック(RB)ミッチェルビクタージャモー、立川玄明、ワイドレシーバー(WR)アルフォンゾ・オヌワー、桑田理介、木戸崇斗などリーグ有数のタレントが揃っていて得点力が高い。しかし、そこには相手の攻撃を不発に封じてボールの所有権をオフェンスに戻すディフェンスの貢献が少なからずある。68-0と完封勝利した第3節のアサヒビールシルバースター戦はその傾向が如実に表れた。
アサヒビールシルバースターにわずか1回しかファーストダウン更新を許さなかったパナソニックディフェンス陣(右) 【©X LEAGUE】
パナソニックディフェンスはジミー・ロックレイに代わって田中大輔が先発QBを務めたアサヒビールに対して総獲得距離を47ヤードしか許さなかった。アサヒビールのエースRB川村洋志は5回のボールキャリーで獲得距離はマイナス3ヤード。昨季X1 AreaでMVPを受賞し、突進力に定評のある川村がパナソニックディフェンスの前では全くゲインできなかった。
アサヒビールがファーストダウンを更新できたのは第4クオーターの終盤の1回のみ。パナソニックは13回あったアサヒビールのオフェンス機会(第2クオーター最終プレーのニーダウンを除く)のうち、9回をスリー&アウトに追い込み、さらに3インターセプトで攻撃を寸断した。
アサヒビールシルバースターQB田中大輔にプレッシャーをかけるパナソニック インパルスLB加藤聖貴(右) 【©X LEAGUE】
アサヒビールのパスをインターセプトした後リターンして距離を稼ぐパナソニックDB秋山雅洋 【©X LEAGUE】
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