【Xリーグ】短期集中連載 ライスボウルまであと6日 アメフト日本一への軌跡:富士通フロンティアーズ編(3)
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Vol. 3 第3節:初経験の豪雨も難なく克服のQB高木 3TDパスでアサヒ飲料を下す
今季のレギュラーシーズンで高木が唯一喫したインターセプトが出たのはこの試合だったが、やはり雨の影響があったのかもしれない。しかし、22回の試投で14回のパス成功、268ヤードを獲得してワイドレシーバー(WR)サマジー・グラント、小梶恭平、神優成に1つずつタッチダウンパスを通す申し分のないパフォーマンスを見せた。
大雨の中でも安定したクオータバッキングでチームを勝利に導いた富士通フロンティアーズQB高木翼(左) 【©X LEAGUE】
第2クオーター開始直後にはアサヒ飲料チャレンジャーズのQBギャレット・サフロンの5ヤードタッチダウンランで逆転を許すが、高木はその後も慌てることはなく3回目のポゼッションもフィールドゴールによる得点で終える。ディフェンスがアサヒ飲料の攻撃をパントに追い込む間、第2クオーター終盤には2つのドライブを連続タッチダウンパスで完結し、試合の主導権を確実なものとした。
アサヒ飲料クラブチャレンジャーズのタックルをよけて走る富士通RBトラショーン・ニクソン(左) 【©X LEAGUE】
雨中では不利とされるパス攻撃で5回のレシーブ、121ヤード、1TDを記録した富士通WRサマジー・グラント(右) 【©X LEAGUE】
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