9月5日（月）から千葉県・高円宮記念JFA夢フィールドでフットサル日本代表のトレーニングキャンプが行われています。

15日に島根、18日に愛知でフットサルブラジル代表との国際親善試合を控えているフットサル日本代表から、名古屋オーシャンズの宮川泰生選手に、初招集や代表活動についての感想を聞きました。

―フル代表への初招集となりました。感想を教えてください

去年一度、世代別の代表に招集してもらい、9日間のトレーニングに参加しました。今回はフル代表ということで、また違った空気感があり、よりプロフェッショナルな気持ちにさせてくれる環境なので、更に気が引き締まっています。

―普段、国内屈指のプロ集団のなかでプレーをしていますが、代表活動との違いは感じていますか？

名古屋にはアンドレシート選手を始めとしたトップクラスの外国籍選手、素晴らしい日本人選手がいるので、メンタル的に臆するようなことはまったくありません。ただ、クラブとは違ったフットサルをするので頭の部分、考えるところでの難しさは感じています。

―リーグ戦ではまだ出場時間は長くありませんが、そのなかで招集を受けたことで、どういったところが評価されたと感じているか教えてください

名古屋でずっと練習をさせてもらっていますが、トップに昇格して1年目なのでなかなか試合に出られないことは分かっていました。ポジションがフィクソなので、いざピッチに出たときにはしっかり相手のピヴォに強くいき、鋭いパスを通すようなメリハリを意識しています。短い時間のなかでも、強い気持ちを持ったプレーを意識していたことを見てもらえたのではないかと思います。

―初招集を受けて周囲の反応はいかがでしたか？

発表されたときにはインスタ（のDM）がブーブー鳴りやまない感じでした。結構反響は大きかったです。

―チームメートからは何か声はかけられましたか？

オフ期間に入っていたこともあり特にはありませんが、代表経験のある選手が多いので言葉はなくても日々強度の高いプレーを見せてくれています。本当にみなさんがお手本になっていますし、自分もそういったレベルに到達できるようにがんばっていきたいと思っています。

―国際親善試合は2試合中1試合が愛知で開催され、ブラジル代表には名古屋のチームメートも選ばれています。試合に向けた意気込みをお願いします。

ブラジルには、自分が中学生、高校生のころから映像で見ていたような選手がいて、特別なチームだと思います。僕はまだ国際試合を経験したことがないので、その時になってみないとどういう感情になるか分かりませんが、楽しみな気持ちも大きいですし、ピッチに出たら相手のピヴォに対して強くいく準備はできています。そのためにも日々努力していきたいと思います。