実は凄いんです。料理にも健康にもおすすめしたい「大根おろし」

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 大根おろしを毎日の食事にとり入れるだけの手軽なダイエット法です。

大根おろしは、消化を助ける酵素や、デトックス作用があるイソチオシアネートが豊富。これらの成分をとり入れる大根おろしダイエットは、控えめな食事量でも必要な栄養素を無駄なく吸収しつつ、有害なものを排出することで健康的に減量できると考えられています。

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大根おろしダイエットの方法

 大根おろしを毎日300g食べることが基本です。

大根の太さにもよりますが、5~6センチ分の輪切りが300gに相当します。一度に食べるのが難しければ、毎回の食事で少しずつ食べてもokですよ。

その他、大根おろしダイエットのポイントは以下のとおりです。

・すりおろしたら15分以内くらいに食べ、作り置きはしない
・大根おろしは火を通さないようにし、生の状態で食べる

大根おろしダイエットの効果

■消化をスムーズにしてお腹をスッキリ
大根には、でんぷんの分解・消化を促すジアスターゼ(アミラーゼ)、タンパク質を分解するプロテアーゼ、脂質を分解するリパーゼなど、栄養素の消化吸収に有効な酵素が含まれています。これらの消化酵素は、大根の細胞壁を壊すことで劇的に増えるとされていて、大根をおろして食べることは酵素をとり入れるということでも良い方法といえます。

■デトックスとアンチエイジング効果
大根の辛みは、イソチオシアネートという成分によるもの。大根のイソチオシアネートは、大根を切ったりおろしたりすることで生成されます。
このイソチオシアネートには解毒作用があり、デトックス効果が期待できます。また、優れた抗酸化力で美肌やアンチエイジングにも役立ちます。
■料理のカサましに使って食べ過ぎ防止
大根おろしは、水分が多く、カロリーが低いのが特徴です。
野菜・きのこ類・海藻類などと和えものにするほか、料理のトッピングに使うことで食事のボリュームが増え、食べ過ぎを防いでくれます。

ここに注意

 大根おろしダイエットを行うときは、以下の点に注意しましょう。
大根おろしに含まれる酵素やビタミンCは、加熱に弱く、時間の経過とともに効果が損なわれてしまいます。大根は、食べる直前にすりおろすようにしてくださいね。
このとき、大根おろしの汁も残さず食べるようにすると、栄養素や酵素をしっかりとることができますよ。

イソチオシアネートのもとになる成分とビタミンCは皮の部分に多く含まれています。
ぜひ、皮ごとすりおろすようにしてみてくださいね。

大根おろしのダイエット効果をさらに高めたいときは、納豆とあわせて食べましょう。
納豆に含まれるビタミンB群が糖質や脂質の代謝を助け、大根おろしの消化酵素がごはんやおかずの消化を助けてくれますよ。
また、この食べ方は、納豆の独特の風味を抑えることができます。納豆嫌いの人も、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 大根おろしダイエットはバランスのとれた食事と組み合わせて行うダイエットです。大根おろしさえ食べていれば痩せるというものではありません。毎日の食事に大根おろしを上手にとり入れるようにしてみましょう。

[文:あすけん 管理栄養士]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

※この記事は2024年8月22日の再投稿(再編集)記事です
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