スライス一辺倒でも70台は出ます!~前編~

Gridge(グリッジ)

【(c)GAHAG】

こんにちは、ライターの『おっ3』です。

みなさん、ご自分の『持ち球』を把握されていますか?

日本人の場合は、『スライス』が多いと思います。そして、『スライス』に対してよくないイメージを持っている方が多いように思います。

ところで、葭葉ルミプロの持ち球は、フェードです。

右に曲がるボールは飛ばないイメージを持つ方が多いと思いますが、葭葉プロは2017年の全米女子オープンで4日間平均飛距離No.1でした。

『おっ3』は、かつてスライサーだった時に、スライス一辺倒でも80切りを果たしています。

『スライス』イコール『初級者』のイメージは間違いなのです!

パワーフェード!

2017年に、PGAツアー2勝、全米オープン2位タイと大躍進を遂げた松山プロ。

フェードを持ち球にしながらも300ヤードを超えるビッグドライブと、正確無比なアイアンを武器にしていました。

翌年、更なる進化を狙って、ドローに持ち球を変えようとスイング修正しましたが、なかなか結果が出ませんでした。

持ち球を変えるということは、世界のトッププロでさえ一朝一夕に結果を出すことは難しいのでしょう。

練習時間に限りがあるアマチュアならば尚さらです。

最悪の場合は、ゴルフが楽しくなくなるかもしれません。

では、『スライス』って絶対にドローに変えないといけないほどに悪い球質なのでしょうか?

『おっ3』の初70台!

人生初ラウンドが62・49だった『おっ3』の初70台は、ゴルフを始めて3年目でした。

当時はとにかく振り回すことが楽しくて、フェースを返すタイミングを取れないためにスライス一辺倒でした。

そんな『おっ3』が『スライス』を直すことなく、スリークォーターやハーフショットの練習を繰り返して、40・38の“78”を出しました。

『スライス』は『ドロー』とは違って、ランがあまり出ないので、狙いを定めやすいメリットがあります。

バンカーだけは目玉になりやすい訳ですが、それ以外のメリットを考えると、そこには目をつむりました。

スライスは計算しやすい♪

時には350ヤードを超えるスーパーショットを見せてくれるダスティン・ジョンソンも、生粋のフェードヒッターです。

クラブ捌きも、フェードヒッターそのものと思います。フェースターンを抑えて、『ボールをグリーン上で止めたい』という意思を感じるフィニッシュです。

ダスティン・ジョンソンはフェードを武器に超攻撃的なゴルフを展開しています。

右に曲がるボールでも常に同じ方向に曲がるならば、コース攻略しやすくなります。

ティーショットは左を向いて右に戻るボールを打てば、フェアウェイにも置けます。

フェアウェイからのセカンドショットは、また左の林を向くだけです。

若き日の『おっ3』は愚直なまでに『スライス』を打ち続けて70台を出しました。

スライサーの皆さん、その『スライス』に磨きをかけてみませんか?
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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