【トレイルランニングシューズレビュー】Topo Athletic®︎ 「MTN RACER 3 (エムティーエヌ レーサー 3)」
厚底化してもアグレッシブさと安定感は健在。オールラウンド性を増してレベルを問わず履けるフラッグシップ
【写真提供:トレイルランナーJP】
【写真提供:トレイルランナーJP】
【写真提供:トレイルランナーJP】
【写真提供:トレイルランナーJP】
タンはアッパーと接続されている。サイドの内側には補強も。 【写真提供:トレイルランナーJP】
スタックハイトはフォアフット28mm、ヒール33mm。ドロップは5mm。前作と比べると全体に3mm高くなり、Topo Athletic®︎のトレイルシューズの中では30mmx35mmの「Ultraventure 3(ウルトラベンチャー 3)」に次ぐ厚さのシューズとなりました。ミッドソールは前作でも使用しているオリジナルのZipfoam™を全面に採用。配合を見直すことで高いレスポンスを維持したままソフトで軽い走り心地を実現しました。ロックプレートはインサートしていません。
外部ヒールカウンターは柔らかくて小さい素材に変更。ゲイターアタッチメントも兼ねている。 【写真提供:トレイルランナーJP】
「MTN RACER 3」(左)は、「MTN RACER 2」(右)と比べるとミッドソールが横に張り出している。 【写真提供:トレイルランナーJP】
(左)あらゆる路面で確実にグリップするラグ形状。(右)ソールのボリュームが増えてもしなやかさは変わらない。 【写真提供:トレイルランナーJP】
走ってみると厚さを3mm増したミッドソールが一段ソフトなクッション性を提供してくれました。飛び跳ねるような反発はありませんが、適度なエネルギーリターンも感じました。ソールが厚くなったことによる不安定さはなく、前作ほどではないにしても、ダイレクトな接地も感じることができました。
(上)「MTN RACER 3」。(下)「MTN RACER 2」。 【写真提供:トレイルランナーJP】
総合的な印象としては、ロングトレイルモデルの快適性とショートレースモデルの瞬発性をうまく融合したシューズだと感じました。
Topo Athletic®︎は、このところ厚底系のトレイルシューズを多くリリースしています。ゼロドロップの「PURSUIT(パースート)」、ライトトレイルや林道などが得意な「Ultraventure 3(ウルトラベンチャー 3)」、そして、最も汎用性が高いのがこの「MTN RACER 3」と言えると思います。スタイルやシチュエーションに応じて最適な厚底ナチュラルトレイルシューズを選べるようになったわけです。
MTN RACER 3 ・価格:¥27,500(税込) ・サイズ:MEN 26.0-29.0cm , ※Mango/Espressoは25.5-29cm ,30cm WOMEN 22.5-25.0cm ・カラー:MEN Black/Lime , Mango/Espresso WOMEN Black/Mauve , Ice/Blue ・重量:286g(M9) ・スタックハイト:33X28mm ・ドロップ:5mm 【写真提供:トレイルランナーJP】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ