吉田優利「切り返し」でドローを作る ストレートに近いドローボールを打つ方法【前編】

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吉田優利プロが「切り返し」で意識しているポイントを解説!今回はドローボールを習得するためのドリルを紹介します。(撮影日:2023年2月7日) 【ALBA TV】

切り返しでドローを作る:理想的な切り返しとは?

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吉田優利プロ:
上げるときに体重が左側に残ってしまって、切り返したときに外からクラブが入ってきて、ボールがちょっと潰れて当たってしまうようなことが多いので、そこをまず直したいと思います。

イメージとしてはしっかり右に乗って行くイメージですが、やっぱり全てが右に動いてしまうとスエーになってしまいます

足の内側で体重をしっかり支えながら、左の背中からグッと右に、トップまで押し込むようにして切り返しをしていくと、さっき(の悪い例)よりも体が右にあると思います

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吉田優利プロ:
これがしっかりドロー系で打っていけるシャロースイングに繋がるので、私はこれを特に一番意識して練習しています。

辻村コーチ:
たしかに、押し込みとか振り抜きがすごくいいよね。それがいいってことは、切り返しでの入っていきかた、軌道がよくないと、左サイドはしっかり振り切れないよね。

吉田優利プロ:
そうですね。フォローが減速方向に働いてしまうので、しっかり加速するためにも、切り返しでしっかりボールと自分の距離をとっておくというのが理想の形なんじゃないかなと思います。

辻村コーチ:
ドローヒッターだし、外から入る・上から入る動きが効率が悪くなっちゃうもんね。

吉田優利プロ:
はい。それだけは避けたいですね。

切り返しでドローを作る:インサイドからクラブを入れる

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辻村コーチ
外からとか上から入ってしまうとき、イメージから変えるために、ヘッドが当たるギリギリのところに足(障害物)を置いて練習してもらうんだけど。なぜかというと、外回りして入ってくるときがやっぱり調子がよくないので、理想的なラインの目安として置く。

この足に当たらないくらいのパスを通ると、吉田優利の理想のドローボールが出ます。やっぱりそれよりもちょっと上から入るとフォロースルーもグッと出ていかないし、ボールに対して淡泊になるんだよね。

吉田優利プロ:
そうです。そして、どっちのミスも出ちゃいますよね。左も右も出ちゃうので、ミスの幅が広くなってしまうというか、想定外が起こることが多いので、そこだけはしっかりいつも意識しています。

辻村コーチ:
打ちに行くんだけど、ボールまではいかない。

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吉田優利プロ:
そうですね。イメージとしては、ボールの左下を見て押し出していく感じです。ボールの奥側に距離を取って、そこから下を覗く感じで。切り返しで上から見るような状態になっているとボールの上のほうを見てしまうので、ボールの左下側を見て、そこを押し出していくイメージです。

辻村コーチ:
ちょっと内、ちょっと下ぐらいをグッと体から入れていく感じなんだね。

吉田優利プロ:
これで、理想のドローボールに近づいていると思います。

本編の動画はALBA TVでご覧になれます。
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