【ランニングシューズレビュー】BROOKS 「HYPERION MAX(ハイペンリオン マックス)」
【写真提供:トレイルランナーJP】
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カーボンレスのスーパーフォームで抜群の安定感。レースでも失敗しにくいハイテンポロードシューズ
ミッドソールには他のHYPERIONシリーズやトレイルランニングシューズの「CATAMOUNT(カタマウント)」でも採用されているDNA FLASHを搭載。EVAの中に発泡した窒素ガスが封じ込められているため、一般のミッドソールに比べて32%軽く、18%ソフトで、反発性は22%アップしています。ミッドソールハイトはヒール26mm、フォアフット18mmで「HYPERION TEMPO」よりも全体に4mm高い設定。
しなやかで通気性の良いアッパー。補強は少なめだ。 【写真提供:トレイルランナーJP】
しっかりと補強したヒールカップと激しく切れ上がるソール。 【写真提供:トレイルランナーJP】
ラピッドソールテクノロジーと名付けられたミッドソールのロッカー形状は、重心移動を助け自然なフォアフットランニングを実現する独自のカーブ構造となっています。
アウトソールはフォアフットの大部分、ヒールは必要な部分をゆとりを持ってカバーしてあります。粘りがある素材で路面をしっかりとグリップします。
アッパーはシングルレイヤーでアンダーレイの補強も見当たらない。 【写真提供:トレイルランナーJP】
極薄のタンはガセットのないシンプルなタイプ。センターにはパッドを配置。 【写真提供:トレイルランナーJP】
走ってみると、しっかりとしたシューズの割に軽量(220g)なので、俊敏さを感じるのはもちろん、「HYPERION TEMPO」よりも4mm厚いミッドソールのおかげで十分な安定感を感じました。カーボンプレートは入っていないので強力な反発はありませんが、しっかりとした衝撃吸収と適度なエネルギーリターンを得られました。
肉抜きされたアウトソール。セーターにはグルーブが刻まれている。 【写真提供:トレイルランナーJP】
「HYPERION MAX」(上)と「HYPERIOPN TEMPO」(下)」 【写真提供:トレイルランナーJP】
最も気持ちよく走るには、ミッドフット〜フォアフットの着地で、フロント部分のロッカーを生かしながらミッドソールの反発との相乗効果を引き出すようにするといいと思います。シューズが速い動きを求めてくるように感じるので、ゆったりと走るというよりも、アップテンポで走った方がしっくりきます。
「HYPERION MAX」はカーボンプレートなしで速いフィーリングのシューズを探している方へのアップテンポトレーナー、またはレース用シューズとして最適です。とくにレースでは、速いけれども失敗しにくいシューズとして重宝しそうです。
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(ハイペリオン マックス)
・価格:¥22,000 (税込)
・サイズ:Mens 25.0-29.0cm Womens 22.5-26.0cm
・ソール厚さ(大-小):26-18mm
・ドロップ:8mm
・重量:220g(27.0cm/片足)
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