ぶっ飛び系がまた進化! テクノロジーのデパート『インプレスドライブスター』を徹底検証

GEW(月刊ゴルフ用品界)

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

ヤマハはニュードライバー&アイアン「インプレス DRIVESTAR(ドライブスター)」を発売した。性能は?前作「UD+2」からの進化、ターゲットとは? ティーチングプロで整体師の常住充隆氏が同モデルを試打。その特徴を徹底解説する。

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『ドライブスター』ドライバーの第一印象は?

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まず、5570g・cm2という大慣性モーメントヘッドなのにオーソドックスなヘッド形状です。大慣性モーメントというと、ヘッドの投影面積が大きいイメージですが、『インプレス ドライブスター』はかなりスッキリしていて構えやすい。前作『UD+2』のつかまる顔とは全くの別物です。

今回は、ロフト10・5度のヘッドに専用設計シャフト「スピーダーNX for Yamaha M423d」のR、SR、Sフレックスを組み合わせたドライバー、アイアンはカーボンとスチールシャフトでトラックマン計測&インプレッションを行っていきます。

10・5度Rシャフトを打ってみると

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まずはRシャフトから、ターゲットのHS40前後を想定して打ってみました。実測値HS39・6、ボールスピード57・3、ミート率1・45で、トータル飛距離227・5Y。かなり効率よく飛ばせる印象を受けました。このあとSR、Sを打ちますが、このRシャフトを基準として解説していきます。

ミート率が落ちないしっかり振り切れる硬度SR

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硬度SRはHS43前後で振ったところ、実測値HS43・9、ボール初速64・2、ミート率1・46。かなり芯に当たったという感触がありました。トータル飛距離254・2Yヤード、ボールスピン量は3040回転。効率よくロースピンで飛ばせているのがわかります。

先ほどRシャフトを打ちましたが、SRに持ち替えた時の印象というのが明らかに変わります。SRでもしっかりしていて、振っていってもついてきてくれる。そういう意味では、フィニッシュまで振り切れないゴルファーは、SRだとややハードに感じるかもしれません。

いずれにしても自分がこのヘッドスピードで振った時のミート率1・46という数値は、かなりの高効率です。

この部分は、ドライブスターのルール限界値に近い高慣性モーメントに集約されています。オフセンターヒット時のヘッドのブレが少ないため、ミート率が上がって、初速が出る仕組みです。

HS45m/sでも打てるぞSシャフト

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SシャフトはSRよりもさらにしっかりさが増した印象を受けました。HS45前後のイメージで振ってみると、実測値HS45・4、ボール初速66・3、ミート率が1・46、トータル距離は264ヤードを記録。ヘッドスピードに対する飛距離効率は抜群です。

この部分は、テクノロジーによる恩恵でしょう。フェースセンターよりもやや上めでヒットすると、ロースピンで飛距離を稼ぎやすくなります。ドライブスターのヘッド形状は、クラウン部分が盛り上がっているように見えると思うんですけど、この設計によりフェース上部にオートマチックに当たるのです。それによってミート率が上がって、ロースピンになる。ここを実感することができました。

アイアンもイケメン抜群の飛距離性能

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カーボン、スチールシャフト装着の7番アイアンを打ってみましたが、アスリートモデルと思うくらいきれいな形状です。とはいえ、飛び系から操作性のクラブに変遷したのではなく、飛距離性能をしっかりと継承しつつ、グースもかなり抑えられて顔やフィーリングに拘って進化させているのが分かります。

ドライバー同様、違和感なくスっと構えられるので、アイアンは敢えて自分のヘッドスピードで打ってみました。なんと、トータル距離194・7Yを記録!まるでロングアイアンを打っているような初速性能で正直驚きました。ロングアイアンより長さが短い分、ミート率が上がってくるので、初速も必然的に増してきます。ストロングロフト設定ですが、高さがしっかり出ているので、グリーン上でも止まる印象です。

また、シャフト性能によるタメて走るカーボン仕様は、よりヘッドとの相性がいいと感じました。インパクト時に無理にダウンブローで打たなくても低重心&ソールの抜けがいいので、レベルブローで打っていっても圧倒的な飛距離が出ます。アイアンで飛距離に悩む方には、カーボンシャフトがお薦めです。

まとめ

ドライバーとアイアンともに顔がイケメンで、まさにテクノロジーのデパート。ドライバーは飛距離に加え、直進性能の高さがとても際立っていました。シャフトはフレックスによって、重さとしなりがかなり異なります。フレックスSは、かなりハードでシャープなしなり戻り。SR→Rと、やわらかくなるにつれて、少しずつゆったりとしたしなり戻りになり、つかまり性能が増し、打ち出し角も自然に高くなります。前作『UD+2』を使っていた人から上級者まで明らかに対象者が広がっています。

アイアンは飛距離性&打ちやすさに集約されるでしょう。アイアンで飛距離を出すことができるようになると、短い番手でグリーンを狙いやすくなり、パーやバーディーチャンスが増えてきます。これはプレーヤーにとって大きなアドバンテージです。今まで飛び系に前向きでなかった方も、この『ドライブスター』なら納得いただけると思います。
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著者プロフィール

1978年2月創刊のゴルフ産業専門誌「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行。2000年5月から影響力のあるコアゴルファーを対象にネット情報を発信するウエブサイト「GEW」を立ち上げた。各種業界団体と連携、ゴルフ市場活性化への活動も推進中。

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