日本シャフトの『N.S.PRO Regio Formula MB+』を永井延宏プロが試打&解説
【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
同社と言えばスチールシャフトのイメージが先行するが、実はカーボンシャフトも作る総合シャフトメーカー。そんな同社の最新作『レジオフォーミュラMB+』を永井延宏プロが試打&解説する。
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「高初速」を実現するウッド用カーボンシャフト
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今作の『レジオフォーミュラMB+』は「高初速」が特徴で、シリーズ史上最速の「つぶれ戻り」によって低スピン弾道ももたらす。
構造としては、シャフト全長に「T1100G」と「ナノアロイ」に加えて7軸を搭載。さらにモデル別に最適箇所に9軸をドッキングし、計16軸組布にすることによって、ねじれ剛性と偏平復元力が大幅に向上している。
まさに同社の総合力を結集したモデルだと言える。
実践力の高いシャフト
65Sと55Sを試打しましたが、65Sではアスリートを意識した現代的なスイング、55Sではアマチュアゴルファーを意識したスムーズなスイングでそれぞれ試打しました。
前者は切り返し時にミッドから先端が綺麗に消えてくれるので、非常にタメが作りやすく、それでいてインパクト時にシャフト先端が捻じれずに一気に出てくるスピード感が特徴的でした。
65S試打データ 【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
【55S試打データ】
【永井延宏プロ】
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞。
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