キャスコ『UFO』を試打!150yをユーティリティで攻める?
【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
・ウッドは良いのにアイアンはダフっちゃう
・そもそも全番手同じスイングって言われるけどホント?
多くのゴルファーに共通するそんな悩みを解決してくれるユーティリティ『UFO by POWER TORNADO(パワートルネード)』がキャスコより登場した。
試打経験豊富な「ソクラテス」こと永井延宏プロ(ソクラテス永井)が、アマチュアゴルファー代表のGEW大矢晃弘と共にその性能を検証する。
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ドライバーとウエッジの間を『UFO』が全て解決!
左:永井プロ、右:GEW大矢 【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンを打ち分ける技術が完全ではなく、いずれかのクラブでミスをしてしまうといった具合だ。
永井「どのクラブも打ち方は一つと言われますが、ドライバーからウエッジまでそれぞれのクラブの機能を考えると、実は全く違う打ち方が要求されています。」
キャスコはそこに注目。ドライバーとウエッジの間を全てカバーできるユーティリティがあれば、1つの打ち方で楽な上、スコアもまとまるのではないかと考えた。
『UFO by パワートルネード』はそんな発想によって登場したユーティリティだ。
『UFO』は7本のユーティリティでグリーンに止める!
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まずはフェアウェイウッドの領域をカバーする「Fゾーン」。このゾーンは、#33(ロフト角15度)と#44(ロフト角18度)の2番手をラインアップ。
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ドライバーとウエッジの間を全て『UFO』で揃えられるため、クラブセッティングで悩むこともなくスイングだけに集中できそうだ。
永井「レッスンで色々な生徒さんに接する機会が多いですが、アベレージゴルファーやシニアゴルファーに多い切実な悩みが、アイアンが打てないということなんです。
原因の一つとして、アイアンのストロングロフト化も影響しており、それがクラブセッティングを難しくしています。
そんな中、まさしく『UFO by パワートルネード』は新しいセッティングの形を提唱していますし、#77、#88、#99はアイアンに取って代るユーティリティになると思います。」
『UFO』の秘密! 「ユニバーサルウィング」
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そこでキャスコは試行錯誤の末、ボディ後方に「ユニバーサルウィング」というテクノロジーを搭載した。
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ボディはもちろん空洞ですので、ウィングの部分に厚みがしっかり集まることで重心の深さが確保でき球が上がりやすく、大きな重心角の恩恵でつかまりやすい構造になっていることが分かります。」
ソクラテス永井も語るように、『UFO by パワートルネード』は重心角29.0度、重心深度32.0度を実現(#55の場合)。一般的なフェアウェイウッドやユーティリティに比べて重心角が大きく、重心深度の深いユーティリティになっている。
また、ウィングのソール側についた角度が空気抵抗を減少させ、スイングの軌道を安定させてくれることによって、こちらも一般的なフェアウェイウッドやユーティリティに比べて大きな慣性モーメント2910g・cm2(#55の場合)を実現。つかまりの良さも兼ね備えている。
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150ヤード以内を#77、#88、#99で打ってみる
良い意味で飛び過ぎていないので、距離を刻むクラブの代わりを担ってくれます。“アイアンをぶっ壊せ”というような感じのユーティリティですね。」
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『UFO by パワートルネード』の価格・スペック
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シャフトフレックス:S、R
【永井延宏プロ】
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞。
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