エースは…うちのワンちゃん!? 究極のゆるスポーツ「イヌティメット」
きっかけは乙武さんのひと言
「とにかく、どんな人間でもやれるスポーツってなんだろう?」という話し合いをしていた時に、乙武洋匡さんが言った「動物をメンバーに入れたらおもしろいんじゃない?」というひと言がキッカケでした。
動物と一緒にできるのであれば、きっとどんな人間ともいっしょに楽しめるはず。例えチームの中に異質なプレーヤーがいたとしても、それをカバーして、エースにして盛り立てることができれば、参加者全員でスポーツを楽しむことができます。
「アルティメットは一般的にはまだまだマイナーですが、全国の大学に120チームもあるカレッジスポーツなんです。大学に入学する前に、例えば大人とこどもが一緒にアルティメットに触れる機会があれば、プレーヤーは広がっていくはずです。そういう意味で、アルティメットとゆるスポーツのコラボレーションは非常に有意義と考えています」
フリスビーは誰もが一度は投げたことのあるもの、アルティメットというスポーツのとっつきやすさは折り紙つき。大切なのは“きっかけづくり”だと言います。
「今、犬の肥満化が問題になってるんですよね。だから『イヌティメット』は、飼い主とイヌの両方の健康にいい、ということをアピールしていきたいです。あと、おそろいのユニフォームを作りたいなと。愛犬家の中には、本当は犬と同じ服を着てみたいけど恥ずかしくてできない人もいるはず。ユニフォームだったら当たり前に着られるのでいいんじゃないかなと思います」(澤田さん)