秋は、自転車で旅しよう! おすすめの旅スタイル&エリア3選

デサント

紅葉を満喫! 湘南〜小田原

【写真提供:デサント】

 名所やグルメスポットが多く、1年を通して人気のエリア。自転車なら、ゆったりと景色を眺めることができます。紅葉のベストシーズンを狙って計画を立ててみるのも良さそうです。

「自転車である程度の距離を走れるなら、都内を朝早く出て、ランチをして帰るプランはいかがでしょうか。『湘南でしらす丼を食べる』といったゴールを設定すると一層楽しめます。自転車で往復するのが辛い場合は、コンパクトな『輪行袋(キャリーバッグ)』を持参すれば、行きは自転車、ランチビールを飲んで帰りは電車という方法も。また現地で自転車を借りて軽めのサイクリングを楽しむのも良いですね」

暮らすように楽しむ、京都

【写真提供:デサント】

 京都は見どころがいっぱい。市内には、神社仏閣はもちろん、地元で愛されるパンやおばんざいの店、カフェなど魅力的なスポットが点在しています。駅周辺やホテルのレンタサイクルを利用すれば、気軽に自転車旅を体験できます。

「京都の中心部はとてもコンパクトなので、自転車があれば1日で色々なところを回れると思います。自分でプランを組み立てるのが不安な場合は、『京都ライド』など自転車イベントのコースを参考にする方法もあります。お寺や公園、グルメスポットなどがバランスよく含まれていますし、多くの人が安全に楽しめるように設計されていますから」

自転車を相棒に旅する、尾道

【写真提供:デサント】

 瀬戸内海(尾道〜今治)を自転車で横断できる「しまなみ海道」は、サイクリストに大人気。設備も充実しており、初心者から上級者まで自分のペースで楽しめます。

「尾道エリアで注目しているのは、全国初の、自転車に乗ったままチェックインできる宿泊施設『ONOMICHI U2』です。すべての客室が自転車持ち込み可能で、パブリックスペースには、工具を借りてメンテナンスができるリペアコーナーも! 自宅から宿へ、宿から自宅への自転車配送サービスもあり、サイクリストにとっては至れり尽くせりの場所ですね。自転車好きなら、宿泊先にもこだわってみるのも良いかもしれません」

 自転車という要素が加わるだけで、旅の選択肢が大きく広がりますね。
「自転車旅を満喫するには、目的にあった自転車とコースを選ぶことが大切です。自分の自転車を持って行くのか、現地で借りるのかによっても動き方が変わります。大きな荷物は持てないので、自然を楽しむ、カフェでお茶をするなど、身軽に楽しめる予定を組みましょう。行楽シーズンは交通量も増えますから、くれぐれも安全運転で!」 
■有識者/吉野ユリ子
ライフスタイル・ジャーナリスト。ハースト婦人画報社などを経てフリーに。雑誌を中心に、女性の豊かなライフスタイルのための提案を行う。トライアスリート、アスリートフードマイスターでもあり、トップアスリートへのインタビューやスポーツ関連の執筆も多い。http://ameblo.jp/yurico-y/

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著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

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