2024/7/27 2:30
柔道リネールらが聖火を点火、17日間の熱戦が幕開け
オープニング
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まもなくスタート
まもなく開会式がスタート。会場となるパリ・セーヌ川の両岸には多くの観客が集まる。会場の天気は曇り。
夏季五輪としては史上初となる競技場外での開会式。多くの観客が開始の時刻を待つ。
今大会は選手たちは船に乗る船上パレード形式で登場、約6キロにわたって行われる。
この距離は東京の隅田川に置き換えると浅草から勝鬨橋に相当する。 -
オープニング映像がスタート
現地時間午後7時30分、開会式がスタート。オープニング映像が始まる。
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ジダンが登場、パリを駆ける
スタジアム内に聖火を持ったフランスの有名コメディアンが現れる。しかし、誰もいない。そこにセーヌ川での開会式が告げられ、呆然とする。しかし、待っていたのは元サッカー選手のジダン。聖火を持って、パリの街を駆け抜けていく。
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聖火リレーはセーヌ川へ
聖火は地下鉄内で子供たちに手渡され、地下墓地の中を通っていく。地下水路に小さなボートが現れ、セーヌ川へ。会場にはエマニュエル・マクロン仏大統領とトーマス・バッハIOC会長が登場する。
Getty Images
選手団が続々登場
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五輪発祥の地、ギリシャが登場
スタート地点となるオステルリッツ橋には、赤と白と青のフランス国旗と同じ煙幕がたかれ、子供たちが乗った船と、最初の選手団・ギリシャの船が現れる。
2番目の船は難民選手団を乗せた船。
3番目の船はアフガニスタンなどが乗る。ここからはフランス語のアルファベット順で続く。Getty Images -
パリの名所を通る選手団
選手を乗せた船は、セーヌ川を約6キロ進み、ゴール地点となるエッフェル塔の麓にあるトロカデロ広場を目指す。その途中にはパリの観光地でもある、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、グラン・パレが見える。
写真は共同 -
レディ・ガガが登場
セーヌ川沿いのステージに米国人アーティストのレディ・ガガが登場。フランス語での歌唱によるパフォーマンスを披露する。
聖火を持った子供たちがセーヌ川沿いをパレードしながらゴール地点へ向かう。先ほど、パフォーマンスを終えたばかりのレディ・ガガが子供たちと交流するシーンも。Getty Images -
覆面をかぶった謎の男が…
覆面をかぶった謎の人物が聖火を持って、建物の屋根の上を走り抜けていく。パリの街に小雨が降ってくるが、船に乗る選手たちも、それを見守る観客も、気にすることなくセレモニーは続く。
華やかなパフォーマンスが続く
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キャバレー風のダンサーも登場
大型の船にカナダの選手団、中国の選手団を乗せてセーヌ川を進む。セレモニーでは、キャバレーの服装に身を包んだダンサーがパフォーマンスを行う。
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修復中のノートルダム大聖堂も
映像にはノートルダム大聖堂の修復工事の様子が映される。職人たちの作業とダンサーのパフォーマンスがシンクロしていく演出を見せる。
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ルイ・ヴィトンの大きな箱が運ばれる
聖火を持った人が先導する形で、ルイ・ヴィトン製の箱が台車で運ばれていく。さらに映像ではフランス造幣局で作られたパリ大会のメダルが映し出される。
セーヌ川沿いで行われるダンスパフォーマンスは、一人一人が息の合った動きを見せる。 -
日本選手団も登場待ちわびる
日本選手団は93番目に登場、旗手は江村美咲(フェンシング)と半井重幸(ブレイキン)が務める。
Getty Images
レ・ミゼラブルなど文化が続々
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世界的メタルバンドの演奏も
聖火を持った覆面の人物は、19世紀のフランスを描いたレ・ミゼラブルの舞台の中を通り過ぎる。続けて、建物の窓に現れたフランスのメタルバンド「GOJIRA」のメンバーが、激しい音楽を奏でる。
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ロマンスとミステリーの街パリを表現
映像はフランス国立図書館の中で3人の若者が愛に関わる本を読むシーンに。パリがロマンスとミステリーに溢れた街であることを表現。色とりどりの衣装に身を包んだダンスパフォーマンスも自由や平等を表している。
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ルーブル美術館でパフォーマンス
ルーブル美術館の前で、音楽隊が行進をしながらのパフォーマンスが始まる。その間を聖火を持った覆面の男が走り抜けていき、花火の演出が行われる。その後、アーティストのアヤ・ナカムラが登場し、パフォーマンスを披露する。
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セーヌ川に名画の中の人現る
映像はルーブル美術館が映し出され、サモトラケのニケ、ミロのビーナスなどの彫刻など収蔵品が映し出される。さらに絵画も映し出されるが、絵の中の人物たちが絵から飛び出しているという演出が見られ、セーヌ川から顔を出す。
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日本選手団の船も姿現す
93番目の登場となる日本選手団を乗せた船がセーヌ川に現れる。旗手を務める新競技ブレイキンの半井重幸、女子フェンシングの江村美咲や、女子バレーチームや4大会連続の五輪出場となるカヌーの羽根田卓也らの顔が見える。
ミニオンが登場
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聖火の行方は…
聖火を持った男性は、古い映画のスクリーンの世界に入り込み、気球に乗っていく。宇宙船にたどり着くと、それが潜水艦となり、中にはミニオンたちが登場し、コミカルにスポーツを楽しんでいる。
写真は共同 -
女性オペラ歌手によるフランス国家の独唱
フランス国歌独唱。フランス国旗を掲げた女性オペラ歌手が美声で歌い上げる。
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フランスを代表する女性10人の像が続々
フランスを代表する女性10人の像が現れ、それぞれの活動が紹介される。
日本選手団も登場
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雨の中、日本選手が紹介される
雨が強まる中で日本選手団の船が紹介される。ヨルダン、カザフスタン、ケニアの選手団も一緒に乗り込む。日本選手団が着用するスーツは、白を基調として、赤のラインがデザインされている。
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サーフィンに出場する選手は…
パリからは地球のほぼ真裏にあたるフランス領タヒチでは今大会のサーフィン競技が開催。開会式と時を同じくして五十嵐カノアが日の丸を持って行進する姿が見られた
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徐々に暮れていくパリでセレモニーは進む
フランス人ラッパーのパフォーマンスが始まる。セーヌ川の中に設置された噴水が色とりどりのライティングで彩られ幻想的な雰囲気を醸し出す。パリの街は日が暮れ始め、空が暗くなっていく。
セーヌ川に架かる橋の上に、パリコレのようなランウェイの演出。様々なファッションのモデルが歩いて見せる。Getty Images -
ウクライナ選手団が登場、大きな歓声も
いまだ戦禍の中にあるウクライナの選手団が登場。観客から大きな声援が送られる。
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選手入場も終盤に
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最後は豪州、米国、フランスが入場
最後から3番目の登場となるのは、2032年にブリスベン五輪を控えるオーストラリアの選手団。続く最後から2番目は次回2028年ロサンゼルス五輪のホスト国となる米国。最後に開催国のフランス選手団が登場。ひと際大きな歓声が送られる。
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聖火はランウェイに
ランウェイの舞台に、聖火を持った人物が登場。ゴール地点へと向かっていく。
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タヒチでも開会式
また映像はフランス領タヒチにいるサーフィンの会場が映され、五十嵐カノアら選手たちが映し出される。
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セレモニーは続く
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イマジンを燃えるピアノで演奏
セーヌ川の真ん中に黒いボートが現れ、ピアニストと歌手の2人が登場。演奏するピアノが炎に包まれるという演出の中、ジョン・レノンのイマジンが歌われる。
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トロカデロ広場に選手が集まる
ゴール地点となるトロカデロ広場に全選手が集合を始める。
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セーヌ川を機械の馬が駆けていく
五輪の旗をまとった人が、機械の馬に乗って、セーヌ川の上を駆け抜けて、トロカデロ広場に向かっていく。
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近代五輪の父はフランス人
会場に流れる映像には、フランス出身の“近代五輪の父”クーベルタン男爵の写真に続き、過去の近代五輪の歴史を振り返るような画像や映像が映し出されていく。
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国旗がずらりと並ぶ
エッフェル塔を背に、ボランティアスタッフが各国の旗を持って、トロカデロ広場に集結していく。
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本物の馬に乗った人が登場
イエナ橋から、本物の馬に乗って五輪旗をまとった人物が現れ、トロカデロ広場に到着。後ろには各国の旗を持った人たちが後についていく。
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五輪旗が掲揚台へ
馬に乗ってきた人物がステージに登壇。五輪旗を持ち込んで掲揚台に進む。オリンピック賛歌が鳴り響く中、五輪旗が掲揚される。
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トロカデロ広場の式典に
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組織委員会会長は「愛」を強調
エスタンゲ・パリ五輪組織委員会会長、バッハIOC会長のスピーチが行われる。
五輪組織委員会会長は「パリに再び五輪を迎えるために100年、愛情を温めてきました。五輪への愛情は本気です。愛が羽を与えてくれました。街の真ん中で開会式を行うのは初めてです。4万5000人のボランティアに感謝し、みなさんの情熱が五輪を輝かせてくれます。この特別な機会を与えてくれてありがとうございます」とスピーチ。Getty Images -
バッハ会長の挨拶は約7分45秒
トーマス・バッハIOC会長「五輪の魔法を分かち合うにはこれほど素晴らしい街はありません。パリは光の都。ここで近代五輪が生まれました。われわれは世界を平和に結びつける場所に立っています。世界が戦争、紛争に分断されるなか、われわれはこの連帯のおかげでここに集うことができました。ここには206の国と地域などの選手団が立っています。すべての人にわれわれと共に夢を見て欲しい。多様性の中、一つに結ばれた人類として。未来を信じましょう。五輪万歳、フランス万歳」と約7分45秒にわたってスピーチを行った。
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開会宣言
エマニュエル・マクロン仏大統領により、パリ五輪開会が宣言される。続いて選手、審判、コーチの代表による宣誓が行われる。
開会式も終盤へ
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ジダンが会場に登場
スーツを着たジネディーヌ・ジダンが登場。さらに聖火を持つ人物が登場し、聖火をジダンに手渡す。
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続いてナダルが登場
ジダンが笑顔で聖火台へ向かうと、赤いスーツを着たスペインのテニスプレイヤーのラファエル・ナダルが登場し、聖火を渡される。
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エッフェル塔がレーザーで照らされる
エッフェル塔が点灯しながら光の演出が行われると、レーザー光線でパリの上空が照らされる。
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セーヌ川を下流から上流へ
聖火を持ったナダルは、再びセーヌ川に準備された船で移動し、女子テニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズ(米国)に渡される。さらに、同船していた体操のナディア・コマネチ(ルーマニア)、陸上のカール・ルイス(米国)も聖火を持つ。
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ルーブル美術館付近に聖火が到着
聖火を運んだ船が岸に到着し、そこで待っていた選手が聖火を受け取り、陸路で運ぶ。続けてバスケのトニー・パーカーが繋ぐ。ルーブル美術館のピラミッドの脇を通り過ぎていく。
聖火リレーが手渡しで繋がれていくが、参加した選手たちが一緒になって走り、聖火台へと向かっていく。 -
聖火の点火者は柔道リネールら
最後の聖火ランナーとなったのは柔道のテディ・リネールと陸上短距離のマリー=ジョゼ・ペレクの2人。直径22メートルある球体の聖火台に火をつけると、気球のように空へと舞い上がっていく。
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セリーヌ・ディオンがエッフェル塔に
愛の賛歌が流れる中、エッフェル塔のステージに現れたのはカナダの女性歌手セリーヌ・ディオン。美しい歌声を響かせる。
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聖火はパリの夜空を照らす
開会式が終わり、空高く上がった聖火台はパリの夜空を照らすように燃え続ける。
ここから17日間のスポーツの祭典が幕を開けた。Getty Images