ファンが予想!2022年プロ野球・新人王は誰だ!?

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 スポーツナビで読者投票を実施した「ファンが予想! 2022年プロ野球・新人王は誰だ!?」。 開幕前の時点で、約5000人のファンが新人王と予想するのはどの選手だ!?

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 スポーツナビで読者投票を実施した「ファンが予想! 2022年プロ野球・新人王は誰だ!?」。 開幕前の時点で、約5000人のファンが新人王と予想するのはどの選手だ!?

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ランキング

順位 選手名 所属/ポジション/年数 得票率
1 鵜飼 航丞(22歳) 中日/外野手/1年目 14.90%
2 石川 昂弥(20歳) 中日/内野手/3年目 8.36%
3 高橋 宏斗(19歳) 中日/投手/2年目 7.84%
4 桐敷 拓馬(22歳) 阪神/投手/1年目 6.87%
5 堀田 賢慎(20歳) 巨人/投手/3年目 5.82%
6 小園 健太(18歳) DeNA/投手/1年目 5.47%
7 大勢(22歳) 巨人/投手/1年目 5.38%
8 山崎 伊織(23歳) 巨人/投手/2年目 4.72%
9 末包 昇大(25歳) 広島/外野手/1年目 3.75%
10 内山 壮真(19歳) ヤクルト/捕手/2年目 2.83%
11 秋広 優人(19歳) 巨人/内野手/2年目 2.79%
12 西 純矢(20歳) 阪神/投手/3年目 2.39%
13 梶原 昂希(22歳) DeNA/外野手/1年目 2.24%
14 森木 大智(18歳) 阪神/投手/1年目 2.02%
15 黒原 拓未(22歳) 広島/投手/1年目 1.69%
16 井上 広大(20歳) 阪神/外野手/3年目 1.51%
17 ブライト 健太(22歳) 中日/外野手/1年目 1.38%
17 入江 大生(23歳) DeNA/投手/2年目 1.38%
19 村上 頌樹(23歳) 阪神/投手/2年目 1.25%
20 山下 輝(22歳) ヤクルト/投手/1年目 1.23%

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ファンが予想「セ・リーグ新人王はこの選手!」

 プロ野球の開幕が近づいてきた。新たなシーズンの幕開けに心躍らせるこの時期、ファンにとって大きな関心事のひとつが、チームにプラスアルファをもたらす若手の存在だろう。昨年はルーキーの当たり年で、宮城大弥(オリックス)、奥川恭伸(ヤクルト)、佐々木朗希(ロッテ)ら高卒2年目の投手の活躍も話題となった。最優秀新人賞(新人王)は両リーグとも例年以上にハイレベルの争いとなり、セ・リーグは広島の栗林良吏、パ・リーグは宮城がその栄えある賞を受賞した。2022年、栗林と宮城に続いて新人王に輝くのはいったい誰か。ファン投票による「新人王予想」、さらに今年プロ入りしたルーキーの「即戦力度ランキング」をお届けする。

中日のドラフト2位ルーキー鵜飼が、チームメイトで同じスラッガータイプの石川を抑えて1位となった。投票者からは、「貧打ドラゴンズに革命を起こしてくれる」というコメントも【写真は共同】

 中日の選手がトップ3を占めた。3人とも愛知県出身。ドラゴンズファンの投票が目立ったが、キャンプ、オープン戦を通じて大きな可能性を感じさせたうえ、地元出身の選手となれば期待が高まるのは当然かもしれない。

 最多票を獲得したのは、昨年のドラフトで2位指名され、駒沢大から入団したルーキーの鵜飼航丞だ。ただ1人、得票率が二桁に乗った。

「パワーが桁違い」「あのパンチ力は素晴らしい」「飛距離が圧倒的」「ルーキーであれだけ強いスイングができるのは少ない」などと、多くの投票者から寄せられたのがその長打力、パワーへの賛辞だ。「1年間試合に出続けられればホームラン20本は期待できる」「打率も三振も気にせず30本打ってほしい」、さらに「ホームラン王争いに加わる可能性大」という声も。「長打力は阪神・佐藤(輝明)にも引けを取らない」「同じくドラフト2位で新人特別賞を獲ったDeNA牧(秀悟)を彷彿とさせる」というように、大卒1年目の昨季に大きなインパクトを残した2人の若きスラッガーになぞらえるコメントも少なくなかった。

 2位は高卒3年目の石川昂弥。同じ大砲候補の鵜飼とどちらにするか、迷ったファンもいたようだ。東邦高3年時に投打の柱としてセンバツ優勝を果たした大器を推す理由としては、「パワーは球界トップクラス」「飛距離とセンス」「飛ばす力はすごくある」といったもののほかに、「3年目、やってもらわないと」「立浪監督は彼を使い続けると明言した」「高橋周平を二塁手に回してまで起用されていて、監督の期待は大きい」などの声が聞かれた。

 3位は一昨年のドラフト1位指名選手で、鵜飼の中京大中京高の3学年後輩にあたる高橋宏斗。投票者からは「高卒2年目とは思えない完成度」「エグイ球を投げてる」「素晴らしいストレート」など投手としての能力の高さを称えるコメントや、「積んでいるエンジンが違うと思うし、ブレイクの兆しがある」「昨年のヤクルト・奥川(恭伸)投手のような活躍ができそうな雰囲気がある」「立浪監督に大事に使われ、10勝はする」といった言葉が届いた。

巨人の山﨑が8位。故障を抱えながら一昨年のドラフトで2位指名され、上原浩治や菅野が背負った19番を与えられた事実が球団の期待の大きさを物語る。堀田や大勢との出世争いが楽しみだ【写真は共同】

 巨人からも3選手がトップ10入りした。いずれも右腕投手で、若いピッチャーの台頭が待たれる巨人では期待の存在だ。

 3人の中で最上位の5位に入った堀田賢慎は、入団1年目にトミー・ジョン手術を受け、3月10日現在は育成契約の選手だが、もともとは2019年ドラフトで1位指名された逸材。オープン戦で好投し、支配下選手への復帰が囁かれる大型右腕には、「ストレートの質は一流。真っすぐとわかっていても三振が取れる」「無理のないローテーションであれば二桁勝利は間違いない」「防御率2点台後半、15勝します」「巨人の次期エースになってくれそうな予感」といった期待の声が聞かれた。

 今年のドラフト1位ルーキーの大勢(翁田大勢)は7位、プロ2年目の山﨑伊織は8位にランクされた。同じ関西国際大出身のロッテの守護神・益田直也とも比較される大勢には、「唸る剛速球が魅力」「大勢選手の剛球は、あの江川(卓)投手以上と感じた」「球に勢いがあり、三振を多く取れそう。先発、中継ぎとも起用可能な選手だと思う」といったコメントが寄せられた。

 一方、東海大4年時に堀田と同様にトミー・ジョン手術を受け、昨季はリハビリに専念した山﨑も今季が実質1年目。「怪我なくシーズンを戦えれば、間違いなく新人王第一候補。真っすぐの威力、変化球の精度とも抜群」「バッターにとって、攻略しづらいピッチャーになりそう」「怪我をしなければ二桁勝ちそう」「大学の先輩である菅野(智之)投手からいろいろなことを教わり、2人で巨人の投手陣を引っ張っていってほしい」

 巨人の3投手を上回る票を集め、中日勢に続く4位となったのが阪神のドラフト3位ルーキー桐敷拓馬だ。「抜群の制球力と多彩な変化球を持ち合わせている」「真っすぐの威力があって、スライダーの質が高い」「おそらく開幕ローテに入る。打ちづらさを感じるので、1つ勝てばとんとん拍子で勝ちがつきそう」「ストレートと変化球を巧みに操る投球がそっくり」というように、同じ左腕で、昨季に新人特別賞を受賞した伊藤将司と重ね合わせて見ているファンも少なくないようだ。

 高卒ルーキーで唯一、トップ10に食い込んだのがDeNAの小園健太。市和歌山高のエースとして世代最高の投手と評され、昨年のドラフトで阪神との1位競合の末にDeNAが射止めた右腕は6位にランクされた。選出理由としては、「制球力も球威もあるので一軍でも通用する」「高卒1年目とは思えない球を投げる」「後半戦に6勝するはず!」など。高卒1年目での新人王獲得なれば、07年の楽天・田中将大以来、セ・リーグでは1988年に現中日監督の立浪和義が受賞して以来となる。

「ポスト鈴木誠也を目指してほしい」「誠也の穴を埋める活躍をすると思う」と、メジャーリーグ挑戦を目指す鈴木誠也の後釜として期待する声が多数届いたのが、9位にランクされた広島の末包昇大。東洋大では目立った成績は残せず、社会人の大阪ガスで3年プレーした後にプロ入りした遅咲きだが、オープン戦では4番を任されており、「豪快なバッティングでホームラン量産」「3割、ホームラン20本」などとファンの期待は大きい。

 末包に続く10位は、「成長するスピードが物凄く速い」という声が寄せられたヤクルトの高卒2年目、内山壮真だ。星稜高では、プロでもチームメイトとなった奥川の1年後輩。2年生まではショートだったが、最上級生となってキャッチャーに転向し、ヤクルトでは次代の正捕手候補として期待される。これまでに捕手で新人王に輝いたのは、セ・リーグでは69年の阪神・田淵幸一氏のみ。現在19歳のホープは今季、どんな成長曲線を描くのだろうか。

(企画構成:YOJI-GEN)

ランキング

順位 選手名 所属/ポジション/年数 得票率
1 隅田 知一郎(22歳) 西武/投手/1年目 23.49%
2 松川 虎生(18歳) ロッテ/捕手/1年目 12.07%
3 安田 悠馬(22歳) 楽天/捕手/1年目 7.44%
4 椋木 蓮(22歳) オリックス/投手/1年目 4.68%
5 風間 球打(18歳) ソフトバンク/投手/1年目 3.88%
6 渡部 遼人(22歳) オリックス/外野手/1年目 3.75%
7 池田 来翔(22歳) ロッテ/内野手/1年目 3.47%
8 廣畑 敦也(24歳) ロッテ/投手/1年目 3.25%
9 スチュワートJr.(22歳) ソフトバンク/投手/4年目 3.20%
10 根本 悠楓(18歳) 日本ハム/投手/2年目 2.99%
10 水野 達稀(21歳) 日本ハム/内野手/1年目 2.99%
12 渡部 健人(23歳) 西武/内野手/2年目 2.46%
13 井上 朋也(19歳) ソフトバンク/内野手/2年目 2.24%
14 今川 優馬(25歳) 日本ハム/外野手/2年目 2.17%
15 中川 颯(23歳) オリックス/投手/2年目 1.89%
16 野口 智哉(22歳) オリックス/内野手/1年目 1.60%
16 正木 智也(22歳) ソフトバンク/外野手/1年目 1.60%
18 達 孝太(17歳) 日本ハム/投手/1年目 1.56%
19 中森 俊介(19歳) ロッテ/投手/2年目 0.92%
20 水上 由伸(23歳) 西武/投手/2年目 0.83%

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ファンが予想「パ・リーグ新人王はこの選手!」

 プロ野球の開幕が近づいてきた。新たなシーズンの幕開けに心躍らせるこの時期、ファンにとって大きな関心事のひとつが、チームにプラスアルファをもたらす若手の存在だろう。昨年はルーキーの当たり年で、宮城大弥(オリックス)、奥川恭伸(ヤクルト)、佐々木朗希(ロッテ)ら高卒2年目の投手の活躍も話題となった。最優秀新人賞(新人王)は両リーグとも例年以上にハイレベルの争いとなり、セ・リーグは広島の栗林良吏、パ・リーグは宮城がその栄えある賞を受賞した。2022年、栗林と宮城に続いて新人王に輝くのはいったい誰か。ファン投票による「新人王予想」、さらに今年プロ入りしたルーキーの「即戦力度ランキング」をお届けする。

西武の隅田が多くの支持を集めて1位に輝いた。昨年のドラフトで4球団が競合した左腕は、大きな期待に応えられるか【写真は共同】

 パ・リーグの新人王は過去4年、いずれもプロ2年目以降の選手が選ばれている。過去6年まで遡っても、純粋なルーキーが受賞したのは2017年の西武・源田壮亮だけだ。

 しかし今年は、近年の傾向を覆してプロ1年目の選手がその名誉にあずかるかもしれない。ファンによる新人王予想では、1位から8位までをルーキーが占める結果となった。トップ10に入った11人(10位が2人)のうち9人が、昨年のドラフトで指名を受けてプロ入りした選手。上位10人のうち1年目の選手が5人、2年目以降の選手が5人だったセ・リーグと比較しても、興味深い結果だ。

 西武・隅田知一郎の1位は順当な結果と言えるかもしれない。昨年のドラフトでは最多の4球団が1位入札。今年のルーキーのいわば目玉であり、全投票の約4分の1にあたる票を集めた。福岡の西日本工業大から西武に入団した左腕に寄せられたのは、「開幕ローテ入りでシーズン10勝」「一つひとつの球の精度が高い」「変化球が多彩」「あの腕の振りのチェンジアップは攻略しづらい」「ストレートの球速はあまりなくても多くの球種を交えることで三振を奪えている。奪三振王と新人王を獲れる」といったコメント。「第二の菊池雄星として期待」というファンの声も聞かれた。

 例年、何人もの選手が即戦力として活躍する大学・社会人出身の新人投手では、隅田のほかにオリックスの椋木蓮とロッテの廣畑敦也がトップ10に入った。「チームのニーズとも合う」という4位の椋木は、スリークォーターから力強いボールを投げる右腕。一方、8位の廣畑には、「とにかくすごい」「完成度が頭ひとつリード」「三振を多く取れそう。勝ちパターンに入れる可能性がある」などの賛辞が届いた。

 隅田、椋木と同じドラフト1位のルーキーでは、ソフトバンクの風間球打が高卒投手で唯一のトップ10入り。ノースアジア大明桜高では3年夏の選手権でインパクトを残し、投票理由にも「甲子園ですごかったから」といったコメントが見られた。ドラフト1位の新人投手では、「高校の時、プロでも通用するくらいすごいピッチングをしていた」という日本ハムの達孝太もランクイン(18位)している。

開幕スタメンも現地味を帯びるロッテの松川が2位。今年、新人王を獲得すれば、高卒1年目のキャッチャーとしては史上初の快挙となる【写真は共同】

 隅田に続く2位、3位に新人捕手が入ったのは大きな注目だろう。市和歌山高からドラフト1位でロッテに入団した松川虎生が2位、愛知大からドラフト2位で楽天入りした安田悠馬が3位にランクされた。

 歴代の新人王でキャッチャーはわずか2人。パ・リーグでは1984年にプロ2年目の阪急(現オリックス)・藤田浩雅が受賞しただけだ。キャッチャーにとって新人王は高いハードルだが、それだけ松川、安田に寄せられる期待が大きいということだろう。

 松川への「パワーと迫力がすごい。1年目から爆発しそう」「広角にしっかりと打てる。リードの信頼感もある」「往年の城島(健司)選手と重なる」「新人とは思えない貫禄で正捕手争いを制し、ロッテの未来を担う選手になってほしい」という称賛からも、安田への「圧倒的なパワーと肩」「1年目から不動の存在になる気がする!」「捕手が課題のイーグルスで一番存在感を発揮しそう」といったファンの声からも期待の大きさがうかがえる。

 プロ1年目の野手では、オリックスの渡部遼人(6位)、ロッテの池田来翔(7位)、日本ハムの水野達稀(10位タイ)も上位10人に食い込んだ。渡部に投票した理由としては、「圧倒的な守備力とミート力」「球団OBのイチローを彷彿とさせるバッティング技術」などがあり、池田には「ホームラン20本で新人王!」、水野には「守備力はすでにレギュラークラスですし、バットコントロールも良い」といったコメントが届いた。

 プロ2年目以降の選手でトップ10に入ったのは2人。「スケールが圧倒的に違う。怪我がなければというのと制球が乱れなければ圧倒できる」という9位のスチュワートJr.(ソフトバンク)は今年が4年目で、NPB入りするまでプロ経験がなく、アメリカ国籍ながら新人王の資格を持つ。「完成度が素晴らしい! ローテを守れれば絶対に二桁勝利いける」「マウンドでの佇まいが2年目らしくない」といった声が聞かれた日本ハムの根本悠楓は、チームメイトの水野と並ぶ10位にランクされた。

(企画構成:YOJI-GEN)

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