苦手なものが平気になりますか?名古屋アジア大会。サッカー日本代表がPK戦の末に決勝進出。単なる1勝ではない。大きな自信となるワケとは?日本はイングランドに並ぶPK戦下手

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【これはnoteに投稿されたセイノさんによる記事です。】
苦手なものが平気になりますか?名古屋アジア大会で、サッカー日本代表がPK戦の末に決勝進出を果たした。単なる1勝ではない。大きな自信となるワケとは?日本は「母国」イングランドに並ぶほどのPK戦下手。若手選手たちのPK戦勝利は、未来に向けて確かな一歩となりそうだ。

アジア大会で日本は21歳以下のチームで臨んでいる。2028年のロサンゼルス五輪をめざす世代だ。そして同時にA代表入りも狙っているだろう。

日本は今大会のグループリーグで、3試合12得点無失点。安定した戦いぶりを見せ、首位で通過した。準々決勝では北朝鮮とのタフな戦いを1-0で制して、4強入りを果たした。

そして9月30日に、準決勝のウズベキスタン戦を迎えた。日本は北朝鮮戦から先発11人全員変更して臨んだ。

開始8分に先取点を許す。日本にとって今大会5試合目で初失点。0-1で前半を終えた。後半に入って再三チャンスを作るが、相手GKの好守に阻まれ、なかなか追いつけない。

試合も最終盤を迎える。このままタイムアップとなるのか。しかし88分、DF小杉啓太選手(ドイツ・フランクフルト)からのクロスに、FW石橋瀬凪選手(湘南ベルマーレ)が頭で合わせた。ボールはゴール左へ。同点弾となった。

粘り強さを見せ、タイスコアに持ち込んだ。延長戦でも決着がつかず、試合はPK戦へ。

日本にとって、PK戦は苦手な部類に入るだろう。A代表はワールドカップ(PK戦)の決勝トーナメント1回戦で2度臨んだが、いずれも敗退している。

アジア大会だから舞台は違う。しかも若手中心のチームだ。それでもPK戦で敗れれば、嫌な記憶が刻まれて、これまでのA代表の苦い結果と結びついてしまう。やはり勝ちたい。

ウズベキスタンが2人目、日本も4人目が失敗した。既定の5人を終えて、4-4。「延長」となって10人目まで続いた。小杉選手が成功させた一方で、ウズベキスタンは失敗。これで勝負あり。日本が決勝進出を決めた。

日本にとって、単なる1勝ではない。苦手なPK戦を制しての決勝進出だ。

NHKで今年4月から半年間放送された朝ドラの「風、薫る」。その主題歌がミセス・グリーン・アップルの「風と町」だ。「苦手なものが平気になってさ」という歌詞がある。

日本はサッカーの母国イングランド代表並みにPK戦が苦手とされる。ただ、日本の若手世代がPK戦で勝ち上がっていけば、伝統的な苦手意識を払拭できるはずだ。

頂上決戦は韓国戦。3大会連続の顔合わせとなる。日本は2010年中国・広州大会以来となる金メダルをめざす。PK戦を制して決勝へはい上がった日本。その勢いで頂点へ到達したい。
見出し画像:ともたか
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