久保は出場せず、レアル・ソシエダはバレンシアに劇的勝利。

レアル・ソシエダ
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【©︎RealSociedad】

2度追いつかれるも、最後はバレネチェア。ラ・レアルがメスタージャでの最終戦を勝利で終える

 ラ・リーガ第7節、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)はアウェーでバレンシアと対戦した。来季以降新スタジアムでのプレーを予定するバレンシア、現本拠地メスタージャでの試合は最後の機会となる。マタラッツォ監督は前節からメンバーを入れ替え、ベイティアを先発起用。オチエンやゲデスをサイドに配置し、スチッチ、オヤルサバルが前線に入った。一方、久保はベンチスタートとなった。

 試合は序盤からラ・レアルがボールを動かしながら主導権を握る。26分、アランブルの折り返しをオチエンがバレンシア守備陣の意表をつきヒールでスチッチへつなぐと、これを受けたスチッチが左足を振り抜く。鋭いシュートはゴール右上へ突き刺さり、ラ・レアルが先制。鮮やかな連係から生まれたゴールで、アウェーのラ・レアルがリードを奪う。

 先制後もラ・レアルは追加点を狙って攻め込む。バレンシアもダンジュマを起点に反撃を試みるが、ジョン・マルティンが決定的な場面を防ぐなど、守備陣が最後のところで踏ん張る。さらに前半終了間際にはオヤルサバル、ジョン・マルティンにも追加点のチャンスが訪れるが、いずれも決め切れず。ラ・レアルが1点をリードしたまま前半を終えた。

 後半に入ると、ラ・レアルは早い時間帯に2点目を奪うチャンスを迎える。スチッチのスルーパスに抜け出したオヤルサバルがGKと1対1になるが、シュートは枠を捉えられず。すると57分、バレンシアが反撃に出る。エリア手前でこぼれたボールを拾ったアーロン・マジョルが右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右上へ吸い込まれ、1-1の同点に追いつかれる。

 追いつかれたラ・レアルだが、ここから再び前へ出る。75分、ヤンヘル・エレーラがエリア内で倒され、ラ・レアルにPKが与えられる。このチャンスでキッカーを務めたのは古巣バレンシアとの対戦となったカルロス・ソレール。シュートを読んだGKの手をかすめるようにゴールへ流し込み、1-2。ソレールはゴール後に古巣への敬意を示すように喜びを見せず、ラ・レアルが再びリードを奪った。

 その後はバレンシアの猛攻を受ける展開となる。ラ・レアルは守備陣を中心に耐えながら逃げ切りを図るが、84分に再び試合が動く。バレンシアのクロスからゴール前で混戦となると、相手のシュートを防ごうとしたベイティアがボールを自らのゴールへ押し込む形となり、オウンゴールで2-2。2度リードを奪いながら、ラ・レアルはまたしても追いつかれてしまう。

 残り時間はわずか。最後まで勝利を諦めないラ・レアルは92分エリア内で、C・ソレールのパスを受けたバレネチェアが右足を豪快に振り抜き、強烈なシュートをゴール上隅へ突き刺す。土壇場で勝ち越しに成功し、ラ・レアルが再び2-3とリードを奪う。終了間際の劇的な一撃に、アウェー側も大きく沸いた。その後、オスカルソンが立て続けに2枚のイエローカードを受けて退場するアクシデントもあったが、ラ・レアルは最後まで守り切り試合終了。次戦は10月11日にホームにデポルティボ・ラ・コルーニャを迎える。
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著者プロフィール

レアル・ソシエダは1900年代初頭に創設され、2度のリーグ優勝と3度の国王杯を制したスペインの名門サッカークラブです。過去にはミケル・アルテタやシャビ・アロンソといった名選手がプレーし、2022年からは日本代表の久保建英が所属しています。

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