「60歳になって初めての試合」白潟英純が4位タイ発進 不振脱出へ手応えを探りながら〔IASSシニアプロアマ〕

チーム・協会

第1ラウンド

【©PGA】

2日前に60歳の誕生日を迎えた白潟英純が、「IASSシニア・プロアマ」初日に4アンダー68をマークし、4位タイの好スタートを切った。今季はアイアンショットの不調に悩み、上位争いから遠ざかっていたが、「いい流れを作りたい」と語るベテランが、昨年悔しさを味わった大会で再び優勝戦線へ名乗りを上げた。

白潟にとって相性の良い大会だ。昨年大会では初日に66をマークして首位タイ発進。しかし最終日にスコアを伸ばせず、最終順位は13位に終わった。今年はそのリベンジを果たす絶好のチャンスを迎えている。

実は今季ここまでの戦いは決して順風満帆ではなかった。今季2試合目となった「ノジマチャンピオンカップ箱根」で4位に入ったものの、その後は思うような成績を残せず苦しい時間が続いている。

不振の原因について聞かれると「アイアンショットの精度が悪いんです。練習日なんかはうまく打てているんですけど、試合になるとなかなか思うようにいかなくて」と白潟は率直に胸の内を明かす。

【©PGA】

年齢による変化も感じているといい「アイアンがうまく打てなくなってきました。体が止まるのかなと思いながら、一生懸命手探りで原因を探しているところです。若い頃と同じ感覚では絶対にうまくいかないですからね」と今は必至に自分の最大パフォーマンスを引き出せるよう、手がかりを求めている。

それでも、この日は随所にベテランらしい粘りも発揮。16番ではイーグルも奪取し終盤には2連続バーディでフィニッシュ。久々に上位争いへと望みをつないだ。

実は白潟、スタート前にハプニングも。スタート時間を勘違いし、十分な練習ができないままティーオフ。10番パー5でいきなり3パットのボギー発進。「7時20分スタートだと分かっていたはずなのに、時間を勘違いしてしまって。こんなこと初めてですよ。だいぶ年を取ってボケてきたのかなぁ」と苦笑い。

2日前に60歳の誕生日を迎えたばかりで、白潟にとって60代のスタートを切る試合になった。

「60歳になったからといってまだ何が変わるか分からないですね。ただ最近はいいスコアがなかなか出なくなったかな」と苦笑いを浮かべながらも、シニアツアー参戦10年目を迎えたベテランの闘志は衰えていない。

「今週でいい流れを作って、これからの秋の戦いにつなげたいです」とはっきりと目標を口にした。
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