レアル・ソシエダはエルチェに劇的勝利。久保は出場せず。
2点リードを追いつかれるも、スチッチが土壇場で決勝点
試合は序盤からラ・レアルが積極的に前へ出る。11分、CKからのクリアボールをソレールがDFの背後へと送り、これをオチエンが角度のない所から豪快にネットを揺らし先制する。先発起用に応えるオチエンはその後も前線で積極的に仕掛け、エルチェ守備陣を苦しめる。さらに31分、相手のミスを逃さなかったオチエンが高い位置でボールを奪い、折り返しをヤンヘル・エレーラが決めリードを2点に広げた。前半はラ・レアルが試合をコントロールし、エルチェにほとんど決定的な場面を与えないまま0-2で終了。
後半に入ると、エルチェは元フランス代表レマールらを投入して反撃を開始する。2点リードで試合を進めていたラ・レアルだが、61分に大きな転機が訪れる。スチッチがカウンターからネットを揺らし、3点目を奪ったが、VARの介入により直前のジョン・マルティンのハンドが確認されゴールは取り消さしとなり、さらにジョン・マルティンには決定機の阻止としてレッドカードが提示され、交代出場わずか6分で守備の要を失う。
数的優位を得たエルチェは一気に攻勢を強め、67分にはレマールが個人技から強烈なシュートを突き刺して1点差に迫ると、74分にはフェル・ニーニョがゴールを決め、ついに2-2の同点に追いつく。リードを失ったラ・レアルは完全に押し込まれる時間が続き、エクトル・フォルトもDFラインに加わり耐え忍ぶ。そして迎えた終盤、劇的な勝ち越しゴールを奪ったのはラ・レアル。オチエンのパスを受けたスチッチがドリブルで仕掛け最後は左足で強烈なシュートを放ち、90分にゴールネットを揺らした。
2点差を追いつかれ、さらに1人少ない状況から、ラ・レアルが再びリードを奪う。その後もエルチェの猛攻を受けるが、守備陣が最後まで耐え抜き、試合終了。レアル・ソシエダはエルチェを3-2で下し、今季2勝目を挙げた。アウェーでの勝利は2月以来となり、苦しい展開となりながらも、勝ち点3を持ち帰る劇的な一戦となった。1ゴール2アシストのオチエンは3得点すべてに絡む圧巻のパフォーマンスを披露し、勝利の立役者に。スチッチも一度は幻となったゴールを含め、土壇場で決勝点を奪う活躍を見せた。
多くの課題を残しながらも、スビエタ出身の選手の活躍、新加入選手の実戦での起用と明るいニュースと共に今節を締め括ったラ・レアルは今季2勝目を手にした。次戦は13日、ホームにアトレティコ・デ・マドリーを迎える。
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