プロ2年目・福田萌維がツアー初V

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福田 萌維 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

JLPGAツアー2026シーズン第25戦『ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)大会最終日が9月6日、岐阜県瑞浪市・ゴルフ5カントリーみずなみコース(6,531ヤード/パー72)で行われ、プロ2年目の福田萌維がJLPGAツアー初優勝を飾った。勝負は、通算15アンダーで並んだ木戸愛とのプレーオフへ。PO3ホール目で福田がバーディーを奪って、熱戦にピリオドを打った。通算14アンダー、3位タイはウーチャイェン、小林光希、髙野愛姫、安田祐香。

楽な優勝などない。プロ2年目の福田萌維は念願のJLPGAツアー初Vを達成しても、驚くほど冷静だった。「優勝は狙っていました。だけど、こんなに早く…。信じられません。ラッキーだと考えてもっと努力をします」。

木戸愛とのプレーオフ、3ホール目、残り92ヤードの第2打を52度でピン手前5メートルへ運んだ。上りのスライスライン。絶好のチャンスをしっかりと決めた。「緊張のせいか、心拍数が上がっている。プレーのリズムを一定に保つことだけを心がけた」という。際立ったのは勝負強さ。

プロ初優勝を飾った今年6月のステップ・アップ・ツアー『ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース』もプレーオフVだった。その時以上に冷静なプレーができたことは確かだろう。

「前半からとてもいい感じでプレーができた。だけど、頭のどこかで、そんなにうまくいくわけがない、という気持ちもありました。17番のダブルボギー、少しは焦ったけど、いい意味で気を引き締めるきっかけにもなりました」と、真顔で語っている。

確かに首位を明け渡したわけではない。最悪を想定して最善を尽くすスタイル。「優勝できたからといって、まだまだ苦労が足りないと思います。残り3ホールでやらかしてしまう経験を、これからの試合でも忘れないように。技術が大きく変わるものではない。変わるとすれば、気持ちです」とも。

福田 萌維 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

一方で、満面に笑顔をたたえたのは、和歌山県出身初のJLPGAツアー優勝者となったことだ。「表彰式でJLPGAの小林会長からうかがいました」と前置きし、「本当に光栄なことだと思います。和歌山県のゴルフ人口が少ないからでしょう。もし、和歌山県のジュニアの皆さんがきょうの試合をみて、ゴルフをはじめてくだされば、すごくうれしい」と力を込めた。

こんな経緯がある。自身がゴルフをはじめたきっかけを明かした。「小学生の時は、ずっと野球をやっていました。偶然、監督が県のゴルフ連盟の会長さんでもあって、確か小学3年だったと思います。ゴルフの練習へ連れて行ってくださった。それがきっかけです」。優勝はご恩返しとなり、和歌山県のパイオニアとして期待は大きい。

福田 萌維 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

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