久保は途中出場、レアル・ソシエダがホーム開幕戦で今季初勝利

レアル・ソシエダ
チーム・協会

【©︎RealSociedad】

バレネチェアとオスカルソンが決め、エスパニョールに2-1の勝利

 ラ・リーガ第3節、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)はホーム、アノエタにエスパニョールを迎えた。開幕2試合を落とし、今季初勝利が待たれるラ・レアルにとってホーム開幕戦となる一戦。試合前にはW杯優勝を果たしたキャプテン、オヤルサバルが優勝トロフィーを掲げながら入場し、ホームでの開幕を待ち侘びていたサポーターにより温かく迎えられた。

 久保はベンチスタートとなり、オヤルサバル、オスカルソン、バレネチェアらが前線を形成。開始直後からラ・レアルが攻撃の主導権を握ると、早くも4分に試合が動く。エスパニョールのバックパスのミスを見逃さなかったオヤルサバルが相手DFを引きつけながら左サイドへボールを送り、バレネチェアがGKの逆を突いたシュートを決め、ラ・レアルが試合開始早々リードする。

 先制後もラ・レアルは勢いを緩めない。中盤でのボール奪取から素早く前線へボールを運び、エスパニョールを押し込む展開が続く。オヤルサバルを起点に左サイドから何度も攻撃を仕掛け、追加点を狙う。カウンターで反撃を試みていたエスパニョールはラ・レアル守備陣を前に攻めあぐねていたが前半終了間際、左サイドからのクロスに滑り込みながら合わせたロベルト・フェルナンデスが試合を振り出しに戻し、1−1で前半を終える。

 後半に入ってもラ・レアルは攻撃の手を緩めない。61分、再びオヤルサバルが決定的な仕事を見せる。カウンターから前線へ抜け出すと、絶妙なタイミングでオスカルソンへスルーパス。これに反応したアイスランド代表FWはGKの動きを見極め、右足で冷静にシュートを流し込む。オスカルソンが自らの誕生日を祝うバースデー弾でラ・レアルが再びリードを奪い、ホームのアノエタが大きく沸いた。

 リードを奪った後もラ・レアルは攻撃を続け、追加点を狙う。途中出場の選手たちも前線で積極的にボールへ絡み、エスパニョールの守備を押し下げる。一方、エスパニョールも終盤にかけて前線の人数を増やし、同点を目指して攻勢を強める。マタラッツォ監督は78分に久保とゲデスを投入し追加点を狙うが、元セルビア代表GKドミトロヴィッチが立ちはだかり、スコアは2−1のまま。
 ラ・レアルはGKレミロを中心に最後まで集中した守備を見せ、エスパニョールの反撃を耐え抜く。終盤には両チームの激しい攻防が続き、マタラッツォ監督、ウメル・トプラクアシスタントコーチが立て続けに退場となり、アノエタには緊張感が漂うが、ラ・レアルは1点のリードを守り切り、試合終了の笛を迎えた。オヤルサバルの2アシストからバレネチェア、オスカルソンがゴールを決め、ラ・レアルが今季初勝利を手にした。

 次戦は9月3日、ELへの出場により第6節が前倒しで開催。セルタをホームに迎え連勝を狙う。
開幕からベティス、R・マドリーと厳しい相手に連敗していただけに、ホーム開幕戦で掴んだ勝ち点3はチームにとって大きな意味を持つものとなった。
 久保はベンチスタートとなったものの、チームは苦しい時間帯を乗り越えて勝利。アノエタに集まったサポーターとともに、ラ・レアルはようやく新シーズンの第一歩を踏み出した。次節以降、この勝利を浮上のきっかけとできるか注目される。
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著者プロフィール

レアル・ソシエダは1900年代初頭に創設され、2度のリーグ優勝と3度の国王杯を制したスペインの名門サッカークラブです。過去にはミケル・アルテタやシャビ・アロンソといった名選手がプレーし、2022年からは日本代表の久保建英が所属しています。

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