高知6頭参戦!佐賀最終レースで“一発逆転”をデータから目指す/佐賀競馬・大恵総合研究所佐賀支部
今夜も20時50分までアツいレースが繰り広げられています。
その佐賀最終レースに特化したデータ分析を行うのが競馬リポーターの大恵陽子氏。
JRAと地方競馬の二刀流の彼女が、今夜も独自の視点から最終レース的中を目指します。
先週は「西森騎手の3着付け」がハマる
競馬リポーターの大恵陽子です。
今夜は高知競馬の一発逆転ファイナルレースとのコラボレース。
高知競馬が暑熱対策と馬場改修のため休催中の8月に昨年から実施されるようになったレースで、今年はここまで4レースが行われました。
ここまでほとんどのレースで3連単万馬券。
先週23日(日)は惜しくも万馬券とはならず8900円の配当でしたが、驚くべきは3着でした。
前回コラムで大恵総研の格言として「一発逆転ファイナルレースは西森騎手の3着付け」を掲げたら、本当に西森将司騎手(高知)が3着に。
1番人気だったので、3着だったことでオッズとしては高めとなりました。
それにしてもこの夏、一発逆転ファイナルレース(高知、佐賀ともに)での西森騎手の3着率は本当にすごい。
今週は騎乗がないのが寂しすぎますが、また騎乗する際は3着固定で3連単を買いたいと思います。
それでは、まずは高知競馬とのコラボレースのここまでの傾向を見てみましょう。
人気では1番人気が3着内率100%で、信頼度抜群。
3番人気以内の馬が複数頭、3着以内に入ったのも6レース中5レースと、上位人気全体に信頼を置けます。
一方で、逃げはやや不振。
6レース中2勝のみで、2~3着は0でした。
このうち8月8日の一戦では向正面で息を入れられる展開になったことも逃げ切り勝ちをあと押しした印象で、展開の助けも必要そうです。
対照的に差し馬が来ており、すべてのレースで6番手以下からの差し馬が3着以内に入っていました。
高知馬の取捨
では、具体的にどのような高知所属馬だと高い確率で上位入着するのでしょうか。
着目したのは「前付けできるスピード」。
高知所属馬は地元で走っている時よりも当レースの方が前の番手につけられる傾向にあります。
その中でも3番手以内につけられると、3着内率66.7%。
3連系の軸としては信頼が置けます。
逃げそうな騎手は?
このコラボレースが始まって初めてのことです。
高知所属馬はほとんどが逃げ・先行タイプ。
前述データの「3番手以内につけられる」に該当するのがどの馬か、見極めがポイントとなります。
馬同士はほぼ初対戦のため、騎手の傾向から探りましょう。
下表は高知所属馬で逃げ・先行しそうな馬に騎乗する騎手のデータ。
2025年以降の地元戦を対象に「逃げの頻度」を見てみました。
逃げが全騎乗数に占める割合が最も高かったのは飛田愛斗騎手。
全体の15%で逃げていました。
ただ、地方競馬では力上位の馬=逃げという場合も多く、リーディングジョッキーほど逃げ馬に乗る機会は増えます。
現在、リーディングの飛田騎手が逃げの回数が多いのは、成績から考えると自然なことでしょう。
そこでもう1人、注目したいのが出水拓人騎手。
下表では逃げの頻度が2番目に高いジョッキーです。
加えて、出水騎手の5番枠はこのコースで3番手以内につけると3着内率が5割近い好枠。
ここを狙いたいと思います。
では、気になる予想と買い目は?
加えて、5番枠は3番手以内につけると3着内率が5割近く、また高知所属馬のため3番手以内につけられると3着内率66.7%。
好走データがいくつも重なっています。
前走も高知とのコラボレースで、最低人気ながら2番手外から運んで3着でした。
⑥ギンガエクスプレス(高知)は高知C3クラスでそれなりの成績。
2走前と5走前は7着に着順を落としているように見えますが、これは強いメンバー揃いの「選抜戦」のため、参考外でいいでしょう。
⑦サーリアルも佐賀では安定した成績。
これまでの位置取りと外枠を考えると、2~3番手外のいい位置を取れそうな気がします。
このクラス、この距離なら十分やれそうな⑧ニシノガウェイン、上のクラス(Bクラス)で4着のある⑨ワイズポーシャ、末脚期待の②カントリービクター(高知)まで。
買い目はちょい荒れを期待して点数広めに。
3連単1頭軸マルチ ⑤-②⑥⑦⑧⑨ 60通り
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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