先発の久保は奮闘も、ラ・レアルは後半に崩れマドリーに完敗

レアル・ソシエダ
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【©︎RealSociedad】

スチッチの同点弾虚しく、エンバペの圧巻のハットトリックが試合を決める

 26/27シーズンのラ・リーガ第1節延期分、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)は敵地サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーと対戦した。R・マドリーはジョゼ・モウリーニョ監督が本拠地ベルナベウに帰還してから初めて迎えるホームゲームとなり、試合開始前には今季新加入のスペイン代表DFククレジャがオヤルサバルと共にW杯優勝を讃えられる一幕が見られた。

 久保は2試合連続で先発に名を連ね、古巣を相手に右サイドからの攻撃でチームの勝利を目指した。先発メンバーには今季サンセ(レアル・ソシエダB)から昇格したケニア代表FWオチエン、最終ラインには昨季サンセで喜多壱也とコンビを組んだルケン・ベイティアが抜擢された。試合は序盤からR・マドリーが縦に速い攻撃とポセッションでラ・レアルを押し込み、ラ・レアルはカウンターから活路を見出そうとする展開となる。

 守護神レミロの活躍により均衡を保つラ・レアルだがホームのR・マドリーが試合を動かす。40分、バルベルデが自陣からドリブルで持ち上がり、エンバペへパスを送ると、フランス代表FWはDFをかわし、左足を振り抜き、強烈なシュートを決める。しかし先制を許したラ・レアルはすぐさま反撃。44分、オチエングのエリア内でシュートのこぼれ球に反応したスチッチが左足で鋭いシュートを突き刺し、前半を1−1で終える。

 後半に入りR・マドリーが一気にギアを上げる。47分にはギュレルのスルーパスからエンバペが抜け出すも、シュートはレミロの正面へ。猛攻に耐えるラ・レアルだが、60分、エンバペがベリンガムとの素早いワンツーから右足でダイレクトに合わせ、再びR・マドリーが勝ち越しに成功する。2-1とされたラ・レアルは反撃を試みるが相手のプレッシングにより攻撃の機会を奪われていく。

 そして68分には決定的な3点目が決まる。エリア内でボールを奪取したベリンガム、ヴィニシウスへ折り返し、ブラジル代表FWがワンタッチで流し込み、R・マドリーがリードを2点に広げた。この数分間で試合の流れは完全にホームチームへと傾いた。久保は最後まで局面を打開しよう試みるが、相手守備網を前に決定的な仕事には至らず74分にピッチを退いた。

 さらに80分、”白い巨人”のエースがとどめを刺す。ヴィニシウスからパスが送られると、反応したエンバペが左足でループ気味の冷静なフィニッシュでこの日3点目を記録した。試合は4−1で終了。開幕2連敗となったラ・レアルは29日のホーム開幕戦となる次節エスパニョール戦でサポーターと共に今季初勝利を目指す。
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著者プロフィール

レアル・ソシエダは1900年代初頭に創設され、2度のリーグ優勝と3度の国王杯を制したスペインの名門サッカークラブです。過去にはミケル・アルテタやシャビ・アロンソといった名選手がプレーし、2022年からは日本代表の久保建英が所属しています。

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