[RUGGERSコラム] リポビタンD チャレンジカップ&ツアー2026 vsオーストラリア代表
8月もお盆を過ぎたら、あっという間に後半へ突入しましたね。日本ラグビーも高校生たちの夏合宿がほぼ終わり、ここからは大学生の合宿が本格化していきます。菅平の熱量がどんどん高まってきている中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のオニギリ's eye!!は、日本国内が夏合宿で盛り上がっている中、熱狂をお届けしてくれた日本代表のオーストラリア戦についてです!
8月8日に花園ラグビー場で行われた第1戦と、クイーンズランドで行われた第2戦についてeye!!しちゃいたいと思います。それでは行ってみましょう!
第1戦目の先発メンバーは以下の通りです。
ハーフ団は変わらずですが、今回は12番にサミソニが入り、強さとスピードを兼ね備えた2人がCTBに選ばれました。そしてWTBにはメイン平と植田、FBに松永が入りました。ユーティリティのメインがWTBに定着してきましたね。
リザーブを見ると今回もSHを入れず、FW6枚・BK2枚という構成。上ノ坊と矢崎がどのタイミングで出るかが楽しみなメンバーでしたね。
ではゲームを見ていきましょう!
前半、最初のトライは日本が先制しました。伊藤の個人技でラインブレイクしてトライ、松永のゴールも決まって7-0とします。すぐさまオーストラリアも反撃し、2トライ2ゴールを重ねて7-14となりました。その後、前半32分にオーストラリアのマイルズが危険なプレーでシンビンからレッドカードに変更となり、相手は1名少ない状態で戦うことになりました。
※現在のルールでは、レッドカードになっても20分間14人で戦った後は、別の選手を1名補充できます。
後半途中まで訪れる数的有利な時間帯のうちに、スコアを重ねていきたいところ。一人多い状況の中、34分にマキシがディフェンスのギャップをついてトライを決めました。前半を14-14の同点で折り返します。
後半もこのままの勢いでいきたいところでしたが、最初にスコアしたのはオーストラリアでした。14-21となり「ここからスコアを引き離されたくないな…」と思った矢先、WTB植田がラインブレイクしてトライ!ゴールは外れて19-21と点差を縮めました。
取られたらすぐ取り返す。倍返しまではいきませんが、日本がスコアしたら相手にもすぐ返されるという緊迫した展開が続きます。日本もPGを決めて22-28の6点差。お互いにメンバーを入れ替えていき、矢崎と上ノ坊がWTBで出場してチャンスメイクを演出していました。
22-28のまま粘っていましたが、ここでゴール前のパワー勝負からPRトゥポウにトライを許し、ゴールも決まって25-35。残り10分で10点差とされます。
ここから派手なプレーよりも堅実なプレーが光り、ディアンズがトライを決めてゴールも成功、3点差にまで詰め寄ります。残り1分、キックオフをキャッチしてからボールを継続して攻め込みましたが、最後はリーチがノックフォワードとなり試合終了。
昨年は4点差でしたが、今年は3点差という悔しい惜敗で第1戦目を終えました。しかし日本は数的有利を生かし、後半最後まで差を開かせないよう粘れたことが非常に良かったです。特にディフェンスが光っていましたね。
まずは試合メンバーがこちらです。
前半からオーストラリアは1戦目と変わらず、数的優位を作るために一人ひとりの動きの精度が高く、最初のトライはオーストラリアでした。WTBジョーゲンセンがゲインし、最後はHOナッサーがトライ。個人技ではなく、チームとして日本を崩してトライに結びつけてきました。
日本もすぐに反撃します。ホッキングスが相手のキックをチャージし、そのままインゴールへ飛び込みました。続いて、オーストラリアのパワープレーヤーであるPRトゥポウが135kgの体重を生かしたプレーでトライ。
ここで日本の超速ラグビーが光ります。敵陣22mエリア内でターンオーバーした後、テンポよく攻撃を仕掛けます。オーストラリアのペナルティに対し、SH齋藤がクイックスタートでそのままインゴールへ飛び込みました。さらにその7分後、超速ラグビーのキーマンであるCTBライリーがトライを決めます。立て続けに日本が求めている理想的なトライが見えたと感じましたね。
しかし前半最後にまたしてもPRトゥポウにトライを決められ、前半を17-21で折り返しました。
4点差で折り返し「後半に期待!」と思いましたが、後半はオーストラリアのペース。ガラリと雰囲気が変わってしまいました。オフロードパスやセットプレーでも圧倒される場面があり、最終的には17-56という大差での敗戦となりました。
後半、日本がスコアできなかったのが残念でしたが、ここに明確な課題があると感じましたね。やはりティア1国と戦う上では、後半の立ち上がりから最初にスコアを作り、ズルズルとペースを引きずられないことが重要なのだと痛感しました。
オーストラリアとの2戦を通して、日本の「超速ラグビー」が通用している場面が多々あったことも実感できましたが、勝ち切ることができない課題や、ティア1との壁をW杯までにどう乗り越えて変化していくのか、楽しみでしかありませんね。
さぁ、日本の確かな成長を感じた熱い夏も終わり、これからの進化に期待が高まるばかりでワクワクが止まりません!
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