『G1』初制覇!令和の夏男・大岩が10月12日(月・祝)両国でIWGPヘビー初挑戦へ! 王者が辻の場合は「どうやって勝つかまで、もう見えている」後藤が来た場合は「次も勝つ自信がある!」【8.17一夜明け会見】

チーム・協会

【新日本プロレス】

8.16両国国技館大会の『G1 CLIMAX 36』決勝戦で上村優也との一騎打ちを制し、最短キャリアで『G1』初制覇をはたした大岩陵平選手が一夜明け会見に出席した。

■『KING OF PRO-WRESTLING 2026』
10月12日 (月・祝) 14:30開場16:00開始
東京・両国国技館

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■『G1 CLIMAX 36』優勝者・大岩陵平選手のコメント

【新日本プロレス】

「『G1 CLIMAX 36』、昨日優勝してきました大岩陵平です。リング上で言った通り、令和の夏男って言ったんで、これから自分は天山さんの夏男を継いで、夏だけじゃなくて、『G1』終わってからもこのリングを一番熱くさせようと思っています。昨日の決勝戦で、僕と上村優也の試合、僕と上村優也にしかできないあのスタイルで、あの両国を、あの歓声を連れてこられたっていうのは自分の自信にもなったし、自分の今までやってきたもの、理想のプロレスは間違っていなかったなって改めて思いました。

【新日本プロレス】

10月、同じ両国で自分の中では初めてのIWGP挑戦です。もうこの『G1』で自分は両国のイメージは良くなったので、あとはそれまでにしっかりと相手の対策をして、ヘッドロックの技術を伸ばして、一点攻めとことん追求して、さらに磨きをかけて自分のスタイルで闘いたいなと思ってます」

【新日本プロレス】

■質疑応答

――大岩選手、『G1』優勝おめでとうございます。大岩選手の『G1』優勝に日本中、世界中のファンが歓喜しました。SNSなどの反響についてはいかがですか?

【新日本プロレス】

大岩「SNS、そうですね。シェイン(・ヘイスト)とか、あとTMDKだった……名前何でしたっけ?」

――ジョナ選手(現在:ブロンソン・リード)ですね。

大岩「ジョナとかがXで話題にしてくれて、やっぱ同じ仲間たちはずっと見てくれてたのと、あとは結構話題になったのが、20分ぐらいずっとグラウンドの攻防で、ヘッドロックとリストロックとアームドラックとヘッドシザースと、そういうテクニックだけで闘ってたっていうのが話題になってて、でも自分はそれこそがプロフェッショナルレスリング、プロレスだと思っているので、これで良い結果が出せたので良かったですけど、これからも自分はみんなと違うことで頂点に立ちたいなと思いました」

――後藤洋央紀選手の持つキャリア最短優勝を破り、記録更新(4年11ヶ月)となりました。また技能賞も受賞しての優勝など、記録ずくめの『G1』となりましたが、ご自身はこの結果をどのように受け止めていますか?

【新日本プロレス】

大岩「キャリア最短とかは正直あんま意識してなかったんですけど、技能賞はファンの方の投票の結果なんで、それはもう素直に嬉しいですね。技能賞ってテクニックが良かったっていうことですもんね。自分の理想のプロレスラーはパワーとテクニックのハイブリッドなんで、その一つのテクニックで認められてきたっていうのは自信になりました」

――現世代と言われる選手たちの中で、結果の面とかでシングル戦線で出遅れていたようなことも言われていたと思うんですけど、昨日の1日を経て一気にそこを逆転したというか、そういう実感、手応えはありますか?

大岩「そうですね。自分の中でも新世代・現世代の選手の中で横一線ではなくて、自分がちょっと下にいるイメージはあったんで、だからこの悔しい気持ち晴らすの『G1』しかなかったし、まだ『G1』獲った現世代の選手、僕しかいないんで、これで一気にまくれたかなっていうのはあります」

――昨日優勝のあとに清宮海斗選手も「次は俺の番だ」みたいに反応されてたと思うんですけど、清宮選手に対する意識というか思いというか、そういうのは優勝してどうでしたか?

【新日本プロレス】

大岩「清宮さん、昨日も一昨日も会場に来てて、僕にLINEくれて、試合前『がんばって』って、試合後も『いい試合だった』って連絡くれて。で、今の自分があるのって間違いなくNOAHに誘ってくれたのは清宮さんだし、清宮さんのおかげなんで、こうやって団体は違えどおたがい良い関係築き合えているのはNOAHに行って良かったと思うし、これからNOAHでも『N-1』が始まるんで、『G1』のチャンピオンと『N-1』でもし清宮さんが優勝したら『N-1』のチャンピオン、闘ってみても面白いんじゃないかなと思ってます」

――当時は清宮選手を「海斗さん」って呼んでいたと思うんですけど、やっぱりもう「清宮さん」という感じですか?

大岩「アハハ(笑)。そうでしたね。今でもちょくちょく飲みに行ったりはしてるんで、でも最近は『清宮さん』って呼んじゃってますね、自然と」

――それは自分精神的にちょっと成長したというか。

【新日本プロレス】

大岩「というか、あれですね。たぶんタッグ組んでた時は今よりもっと距離近かったんで、タッグパートナーとしての清宮海斗選手は『海斗さん』だったっすけど、タッグ解消してからは苗字呼びになりました」

――NOAHの話が出たんですけれども、師匠の小川良成さんから試合終わったあと何か連絡とか、アドバイスとかそういうものはあったんでしょうか?

大岩「えっと、決勝戦のあとはまだ何も……(笑)。ちょっと僕から連絡します、ご挨拶がてら」

――逆に、もう一人の師匠の天山広吉さんからはバックステージでどういったお話があったんでしょうか?

大岩「入場でのマウンテンホーンつけてるんですけど、あれが『G1』始まった時の北海道のトークショーの控室で『マウンテンホーンつけてみたら?』って言われて、その場で発注して作ってみて、『もし似合ってたらつけます』って言って、天山さんの前でつけたら『オッ、いいじゃん。入場時につけてきなよ』と言ってもらえて、それでつけたら本当に自信が出たんですよ。それで準決勝も勝てたんで、決勝もマウンテンホーンつけていこうっていうことで天山さんと話したら、『この先もずっと使ってくれよ』っていう話はしましたね」

――このシリーズ一点攻め、ヘッドロックが非常に進化させてきたと思ったんですけど、この一点攻めに関してはNOAHの1年間の修行があったからこそのこだわりなのか、それともそれをベースにして大岩さんが発展・進化させたものなのか、どうなんでしょうか?

【新日本プロレス】

大岩「NOAHではその一点攻めはもちろん教えてもらってたんですけど、凱旋してからもずっと使ってて、でもヘッドロックがこうやってフィニッシュ取れるぐらいまで精度上がったのはこの『G1』、特にSANADA戦だったかな。その前にYuto-Ice.と闘って、あっちの土俵で闘って負けてしまって、一回考え直して、テクニックもっと真剣に取り組まないとなと思って、スタイルしっかり見直して闘ったのがYuto-Iceの次のSANADA戦。
そこからその試合は本当にヘッドロックだけでがんばってみようと思ってやってたんですけど、それでフィニッシュ取ってからすごい自信になって、それでカラム戦とかは腕攻めて、でヘッドロックも使ってっていう2点攻めもちょっとずつ精度上がってきて、だからNOAHでは基礎を学んで、そこから成長させたのは自分自身だと思っています」

――NOAHの技術と新日本プロレスの技術の明確な違いっていうのは、言葉で表すとしたらどんなことがありますか?

【新日本プロレス】

大岩「言葉で……難しいですね。自分がよく感じるのは『間』が違うなっていうのは思いますね。相手が、例えば新日本プロレスの選手って自分が攻撃したら、相手と触れてない時間が多いと思うんですよ。でもNOAHの選手は自分攻撃して、その間も腕を持ってたり、ヘッドロックでずっと抑えてたりっていう、常に相手と密着してる状態が多いので、それでいつ動かれてもこっちも対応できるっていうのはあると思います」

――10月12日両国で対戦する辻陽太選手か後藤洋央紀選手それぞれの印象と、「こっちに来てほしいな」みたいなのがあれば教えてほしいんですけど。

大岩「まず今チャンピオンの辻選手はこの『G1』でも破れてますし、去年の『G1』でも破れてて、自分とシングルは0勝2敗、2回負けてるんで、でも自分は今もうこのトロフィーを手にして『G1』チャンピオン、辻さんにないものを自分は持っていると思っているので。
IWGPチャンピオンでも、IWGPチャンピオンと『G1』の勝者の違いって、『G1』は1ヶ月闘い抜くスタミナと精神力、GPチャンピオンはその試合に向けてその1試合どれだけ出し切れるかだと思うんですけど、こないだの辻戦で最後ヘッドロックからのファイヤーブラスターやられて、もう次その対策は考えているんで、辻さんが来たらどうやって勝つかまでもう見えています。
後藤さんは自分これで今『G1』勝って1勝1敗なんですけど、こないだ後楽園でヘッドロックでギブアップ奪ったんで、次も勝つ自信あります」

――昨日の試合で、最近のレスリングの潮流を変えるぐらいのインパクトをファンに与えたような感じをSNSとかで見て思うんですけど、そういうのについて考えることとかってありますか?

【新日本プロレス】

大岩「僕たちのスタイルがみんなできるわけじゃないと思うんで、ある程度テクニックがないとできないと思うし、だからやろうと思ってもできないと思うんですけど、でもプロレスってみんなそれぞれバラバラだから面白いですよ。僕の嫌いなYuto-Iceは殴る蹴るだけっていうヤツもいるし、ボルチンみたいなモンスターもいるし、自分と上村さんみたいなレスリングで闘う選手もいるし、みんながいるから僕たちもそれも個性になる。
みんな一緒だったら面白くないんで、だからプロレスラーはみんなそれぞれ自分の闘い方で闘えばいいと思うんですけど、でも自分が言いたいのは『G1』ファイナルでこの闘い方で勝ったんで、自信はもうあります」

――今お話出たんですけど、Yuto-Ice選手との今後の関係性みたいなのはどういう感じになっていきそうですか?

大岩「関係性? 嫌いなものは嫌いなんで、リング上では実際去年のタッグリーグで『モブ』って言われて、それで火ついた自分もいるんで一概には言えないですけど、僕はあのやり方は嫌いですね。下品だと思います」

――10月の両国国技館を巡って、NOAHの内藤哲也選手が新日本プロレスと観客動員で勝負したいというような趣旨の話をしてるんですけども、『G1』チャンピオンとしてメインイベントで辻選手か後藤選手を迎え撃つ大岩選手は、この観客動員数というものに関して、あるいは内藤選手のそのコメントについてどういうふうに受け止めていますか?

【新日本プロレス】

大岩「そうですね。昨日も7,200人入ったんですけど、その前の日が7,700人。準決勝よりも決勝のほうが少なかったっていうのは、決勝を闘った身からしたらすごい悔しかったんで、だから次の10月の両国、観客動員数もしっかり意識して、内藤さんがそうやって言うなら動員数でNOAHと勝負したいなと思います」

――昨日も天山さんから闘魂を学んだとおっしゃってましたけど、マウンテンホーンもそうですし、今後その天山さんのこういうところを継承していきたいというのがあれば教えていただけますか?

大岩「継承……ヤングライオンの時に学んだものは『あきらめない気持ち』『闘魂』だと思うんですよ。で、今入場時でつけてるマウンテンホーン、あれも気持ちの問題だと思うんですけど、『これつけたらがんばろう』とか思えるから。今後新しい、例えばモンゴリアン・チョップだったり、天山さんの代名詞の技をやろうっていうのはないですね、今のところ。天山スープレックスは大事に使っていきます」
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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