【U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1 注目チーム&選手④】鳥取城北/山﨑勇輝
多少の不安要素はあるものの、各ポジションのタレントは全国屈指。202cmのフィリモン ホムタワ タルモンは、リバウンドと豪快なダンクシュートでゴール下を制圧する。フィジカルの強い小田昂明は、リバウンドやルーズボールなど献身的なプレーが光る。角威武輝はディープスリーを沈められるシューターだ。また、控えにも播元佑哉や植田涼平など、それぞれ異なる特長を持ち、流れを変えられる選手がそろう。個の力で打開するイメージが強いが、ピタリとはまるセットプレーで得点を重ねられるのも彼らの魅力だ。
個性派ぞろいのメンバーの中で、ディフェンス、ドライブ、外角シュートと、あらゆる役割を高水準でこなせるのが山﨑勇輝だ。地元・鳥取県出身の彼は、福元やタルモンへ相手ディフェンスが寄った隙を見逃さず、パスを受けて確実にシュートを決め切る力がある。さらに、「自分の持ち味はディフェンスから流れを作ること」と言うように、前線からプレッシャーをかける脚力で、鳥取城北が目指す堅守速攻を体現し、けん引する。まさにチームを補完するユーティリティープレーヤーだ。4月のカップ戦では3Pシュートを10本沈め、爆発力を持ち合わせていることも証明した。インターハイでも1回戦で23得点(3P 4/5)、福岡大学附属大濠との3回戦で11得点(3P 3/7)と好調を維持しており、「U18日清食品トップリーグ ディビジョン1」での活躍にも期待がかかる。
かねてより福元とタルモンへの依存がチームの課題だった。しかし、6月に開催された国際大会「NBA Rising Stars Invitational」を機に、山﨑を筆頭に一人一人が「自分がやるんだ」という自覚を強めた。その結果、2人以外にも日替わりでヒーローが現れるチームへと成長。山﨑は大会を振り返り、「試合を重ねるにつれて、チーム全員でバスケができるようになっていった」と確かな手応えを語っていた。
キャプテンの福元が「鳥取城北に入ってから一度も勝ったことがない」と強く意識するのが、9月20日に対戦する福岡大学附属大濠だ。ここ3年間、主要大会で6連敗を喫している因縁の相手であり、昨年の「U18日清食品トップリーグ2025」でも、47-55で敗れている。
福元は「チームとして尊敬しているが、絶対に倒さなければいけない存在」と闘志を燃やす。
チームの目標は、来年も「U18日清食品トップリーグ ディビジョン1」の舞台で戦うために「4位以上」に入ること。そのためにも、まずは目の前の試合で一つずつ勝利を積み重ねることが最優先事項だ。大濠の高い壁を越え、また一つ成長を遂げられるか、彼らの挑戦から目が離せない。
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