マリーンズ戦記2026 8月13日 ホークス戦(みずほPayPayドーム福岡) サブロー監督「田中晴也はボクからリクエストしたこと、課題をすべてクリアしてくれた」
試合後、報道陣の集まるメディアサロンに姿を現したサブロー監督は珍しく嬉しさを隠しきれない様子で話し始めた。連敗を止めたことも嬉しいが、そのポテンシャルを高く評価してきた若き大型右腕が長い二軍で雌伏の時を経て、指摘をした改善点を修正して成長をした姿で戻ってきてくれたことを喜んでいた。
「落ちる時にボクからリクエストしたこと、課題をすべてクリアできていた。それは、まずはゾーン内で勝負するようにするということ。あとはテンポの話。それはきっちりと出来ていたと思う。落ちる前と全然、違ったと思う」と指揮官は振り返った。
特筆すべきは8奪三振の内容。その中で見逃し三振が3つあったことだ。サブロー監督は「見逃し三振が多かった。ホークス打線って、そんなに見逃し三振がないと思う。その中で3つ。バッテリーのリードはもちろん、田中晴也の球威、コントロールが相手より勝ったからだと思う」と絶賛した。
そして「もちろん、最初からずっとやってほしかった部分はある。でも、まあ、苦しんだけど、気づいてくれてよかったと思う。これを今回で終わらずに、どう次に繋げてくれるか。結果を出してくれたので、もちろん、次はある。結果を出した人間をボクは使っていく。次も楽しみ」と次回登板への期待も口にした。
二回には上田が綺麗な弧を描く本塁打を放ち先制をした。サブロー監督は「どうしても先に点が欲しい中での2ラン。非常に大きなホームランだった」と感謝をした。昨年までプロ通算1本塁打だった小川は今季これで2本塁打。これについては「自己最多やね。小川も飛ばせるということが分かったと思う。甘い球が来たらフルスイングでOK。持ち味を活かす時と、うまく使い分けたら、もっともっといい打者になる」と目を細めた。そして12球団屈指を誇る自慢の1,2番で4安打。藤原恭大外野手と西川 史礁外野手の2人が打線を引っ張ってくれた。「ウチの打線は1、2番が最大のポイント。そこを抑え込まれるとちょっと苦しくなるけど、今日は2人が打ってくれた。田中晴也もスムーズに投げることが出来たと思う」とした。
激闘を終え、宿舎に戻ったマリーンズ。明日は朝早く飛行機に乗り込み、空路、帰京し、ベルーナドームへ移動。ライオンズとのナイトゲームが待つという厳しいスケジュール。6連戦は折り返したばかりだ。ペナントレースは残り42試合。心身 極限状態を保ちながら勝利だけを追求し進んでいく。勝負の時は、いよいよ佳境へと向かっていく。
文 千葉千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ