マリーンズ戦記2026 8月12日 ホークス戦(みずほPayPayドーム福岡) 満ちていく月のように
「自滅。自らのエラーで首を締めてしまった部分があった。結局はミス。しっかりとやってもらいたい。それはもう自分たちでも分かっていると思うので、しっかりと反省をして次に生かしてほしい」
この日もサブロー監督はチームの中で最後に帰路のコンコースに姿を現した。そして待っていた報道陣の前で、渋い表情で試合を振り返った。
初回に1点の先制を許すが、三回二死から西川 史礁外野手、安田尚憲内野手の連続タイムリーで逆転に成功した。しかし、その裏、3点を失い、再びリードを許す展開とされる。五回に山崎剛内野手の移籍後初本塁打が飛び出し、詰め寄るが、ホークス打線はさらなる波状攻撃で襲いかかる。結果的に2試合連続で二桁失点となってしまった。
「攻撃は、ああいう展開になってしまうとなかなか難しい。もちろん、その中でもやらないといけないのですけど。ただ、ピッチャーで守りきって、ここまで勝ってきたチームであるので、4点とったら本当は勝たないといけない」と一時は勝ち越しに成功をしただけに指揮官は悔しさを口にした。
最後は「整え直して、またみんなで頑張ろうと思います」と気持ちを切り替えるしかなかった。3連戦3戦目の先発は田中晴也投手。6月13日のベイスターズ戦(ZOZOマリンスタジアム)以来の先発となる。屈辱のKOからのリベンジマッチ。「良い意味で変わった姿を見せてほしい。ファームでやってきたことを出してほしい」とサブロー監督は期待を寄せる。
明日13日は新月。月は夜空でいつも満ちているわけではない。一度、姿を消した月が、そこからまた少しずつ満ちていく。そして蓄えた光を放ち、再び夜空で存在感を示し始める。雌伏の時があるからこそ、輝く時を迎えられる。
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