セレッソ大阪【J1リーグ第1節 C大阪vs.岡山】新たな歴史の始まりとなる2026/27シーズンが開幕。パブロ マチン新監督のもと、見事な逆転勝利で初陣を飾る
開始1分、セレッソが早速チャンスを作る。横山のドリブルを起点に櫻川ソロモン、中村拓海とつながり中村拓海のダイレクトパスに中央で合わせたのは香川真司。綺麗に崩したが、最後のシュートはGKに止められた。(オフサイドでもあった)。立ち上がりは一進一退の入りからやや岡山に押し込まれると、8分、FKの流れから先制を許す。セカンドボールをクリアし切れず、クロスを入れられ、最後はゴール前でブラウンノア賢信に豪快に決められた。「失点シーンは警戒していた形。セカンドボール、クリアの仕方、ディテールを見たら防げた失点でした」と香川も振り返ったように、不用意に喫した失点だったが、ピッチに立つ選手たちは動じた様子を見せることなくボールをつなぎ、相手陣に迫っていく。16分に決定機。中盤で田中駿汰がボールを拾い、櫻川とのワンツーで前進。左サイドの横山へ展開すると、さらにその背後を攻撃参加してきた髙橋仁胡のクロスに田中が飛び込み合わせたが、ヘディングシュートはGKのビッグセーブで防がれた。ただし、このプレーでスタジアムの雰囲気も高まると、4分後、同点に追い付く。3センターバックの脇でボールを受けた岡澤が、背後に抜け出した櫻川の動きを見逃さずにパスを通すと、GKとの1対1に持ち込んだ櫻川が冷静に仕留めた。ドルトムント戦に続き、今シーズンのチーム初ゴールを決めた背番号9。「練習からやっている形。練習通りに決めることができて良かった」と貫禄たっぷりに振り返った。見事なパスでアシストした岡澤も、「チームとして狙っていた形。僕が少し落ちて受けた時、ソロくんが背後へ動き出す瞬間は狙っていました」と呼吸はピッタリだった。勢い付いたセレッソは、その4分後に勝ち越しゴール。GK中村航輔のロングキックを前線で櫻川が相手DFを背負いながら収めると、落としを近い距離でフォローした香川がダイレクトで左サイドへ展開。受けた横山がドリブルで持ち運び、カットインから右足でシュート。ニアの狭いコースを射抜き、決め切った。明治安田J1百年構想リーグの終盤に掴んだ勢いそのままに、ゴラッソと呼べる1発を叩き込んだ背番号14。今季は大外ではなく、内側のシャドーでプレーしているが、「今日、点を決めた形もシャドーだから内で受けることができた。シャドーの位置だからこそ決めることができたゴールだと思います」とすっかりフィット。前半の終了間際には再びセットプレーから岡山にゴールを脅かされたが、井上黎生人のスーパークリアもあり、前半を2-1で折り返した。
(文=小田尚史)
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