<重賞レース分析>黒潮盃は、臨戦過程や馬格が重要なポイントに!
地方競馬所属の若駒によって争われる、3歳中距離路線のSⅢ競走だ。3歳ダート三冠競走の路線で鎬を削ってきた実績馬と、今秋以降の飛躍を期す新興勢力が全国各地から集う一戦で、第38回(平成16年)から地方競馬全国交流競走として実施されている。
ここでは黒潮盃10年の結果から、レースの傾向を分析する。
レース情報
第60回 黒潮盃(SIII)
発走日程:2026年8月13日(木)20:10発走
発走距離:1,800m
■1番人気馬は連対率8割、2番人気馬も連対率5割
■近年は「大井」所属馬の活躍が目立っている
なお、第55回(令和3年)以降の過去5年に限ると、「浦和」の馬は[1-0-1-6](3着内率25.0%)、「船橋」の馬は[1-1-0-11](3着内率15.4%)、「大井」の馬は[3-4-4-23](3着内率32.4%)、「川崎」の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)、「他地区」の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)である。近年の傾向を重視するならば、「大井」勢を高く評価するべきだろう。
■「大井」のレースをステップに臨んだ馬が優勢
なお、第55回(令和3年)以降の過去5年に限ると、「大井」の馬は[5-4-5-31](3着内率31.1%)、国外の競馬場の馬は[0-1-0-0](3着内率100.0%)、その他の競馬場の馬は[0-0-0-19](3着内率0.0%)である。前走が「大井」のレースでなかった馬は、過信禁物と見るべきかもしれない。
■馬格が明暗を分けそう
なお、第53回(令和元年)以降の過去7年に限ると、460kg未満の馬は[0-0-0-14](3着内率0.0%)、460kg超480kg未満の馬は[2-1-2-24](3着内率17.2%)、480kg以上の馬は[5-5-5-38](3着内率28.3%)、「記録なし」の馬は[0-1-0-0](3着内率100.0%)である。大柄な馬ほど信頼できるレースと言えそうだ。
■脚質も見逃せないポイント
なお、第54回(令和2年)以降の過去6年に限ると、2番手以内の馬は[2-3-3-10](3着内率44.4%)、3~10番手の馬は[4-2-3-41](3着内率18.0%)、11番手以下の馬は[0-0-0-12](3着内率0.0%)、「記録なし」の馬は[0-1-0-0](3着内率100.0%)である。前走で先行していた馬は、ひと通りチェックしておくべきだろう。
■“東京ダービー”で善戦した馬は要注目
TCKホームページではより詳しいデータも公開している。
<伊吹雅也>
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