マリーンズ戦記2026 8月9日 バファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム) サブロー監督「久々に八木様が本領発揮してくれたと思います」
試合後のサブロー監督も笑顔だった。「久々に八木様が本領発揮してくれたと思います」。監督インタビューボード前でまずは今季9勝目を挙げた背番号「33」の名前を出すと、口元が緩んだ。神様、仏様、八木様。2対2の同点の五回から登板をすると2回を無失点。打者6人でキッチリと締めると打線が勝ち越した。
「八木が安定して抑えてくれるので打線もリズムよく入ってこれるのだと思う」と勝ち星に恵まれる理由を説明した。そして「一時はちょっと対左とかに苦労していたけど、元に戻ったような感じ。一回、登板感覚が空いて、あれでだいぶ楽になったかなあと思う」とナイスピッチングに安堵の表情を浮かべた。
初回に2点を先制するものの、なかなか追加点がとれない流れは前夜と同じだった。しかし、六回に八木の好投を受けて2点を勝ち越すと七回にも3点。突き放した。ポイントは7番に入っていた小川龍成内野手だった。
「きょうも途中まで怪しかった。あの無死二、三塁からソトに打席がまわってきて、まあ、歩かされるだろうなあというところで小川がうまく打ってくれた。そして走ってくれた。あの時に点が入ったから、その後も得点が入ったと思う。ノーアウトで点が入らず、ワンアウトでも入らず、ちょっと嫌なムードだったけど、本人のなんとかしたいという想いが勝った」とまずは打った小川を評価した。そして7番に小川を配置する打線を提案してくれたコーチ陣を称賛した。
「あのチャンスで小川。彼は得点圏打率が高いのでボクはしめしめと思った。あそこに小川を7番に入れてくれていたことがポイント。打順は基本的にはコーチの方に組んでもらっているのだけど、あそこに小川を配置してくれていたことがファインプレーだとボクは思う」と喜んだ。
初回には山口航輝外野手が豪快なホームランを放ち先制をした。これが19号。20号の大台に王手をかけた。七回には貴重な追加点となる犠牲フライも放った。サブロー監督は犠飛の場面については「そこまでスライダーを追いかけていて、フォークが来てうまく拾えた」とし、大台に関しては「もちろん20本は打てる」と断言した後、「本人も何をしたらいいか分かっている。ホームランを狙いにいけばいい。本人にはそれを伝えている。ただどうしても意識がレフトになるので、バックスクリーンでいいんじゃないかという話はしています。そうすればもっと打率も上がる。打点も増える。クラッチヒッター担ってほしい。山口にはそうなってくれたらボクは一番嬉しい」と目を細めた。
先発の先発のジョーイ・ルケーシー投手も4回を投げて被安打2,2失点。今回は当初から80球というプランを決めていたため早めの降板となったが、「かなり良いリズムで投げていた。次が期待出来そう」と希望を見出した。
ホームでの2連戦。そして一日、休みを挟んで3連戦。この5戦を4勝1敗と大きく白星を伸ばした。そしてマリーンズはいよいよ首位ホークスの本拠地に乗り込む。
「益田の250セーブから始まり、本当に良い1週間だった。ホームでいい試合を見せられた。ここからもウチは一つ一つ勝つだけ。一生懸命頑張るだけ」と語気を強めると踵を返した。
移動休日をはさみ、ここからはビジターが3カード続く。そしてその最初の舞台が王者ホークスの本拠地PayPayドーム。今季、2度、カード負け越しをしている難攻不落の牙城を勢いに乗るマリーンズが今度こそ攻略して見せる。マリーンズが勝利の旗を、天高く掲げる時が来た。
文 千葉千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
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