マリーンズ戦記2026 8月7日 バファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム) 立秋
試合はいきなり2点を失うも、その裏、すぐに安田尚憲内野手が4号2ランで同点に追いついた。ここまではよかった。しかし三回に無死満塁のチャンスを作って無得点に終わると、流れは音を立てて動き出していくような不気味な雰囲気に包まれた。四回も無死一塁となるも、得点ならず。嫌な流れの中、先発の廣池康志郎投手が仕留められた。その次のバファローズの攻撃で2本塁打を浴び、3失点。このイニングの失点が勝敗を決した。
「廣池が中盤、失点をしたのも打線が悪かった部分もあると思う。チャンスで点をとっていれば、もしかしたらノッていたかもしれない。廣池も悪かったけど、今日は打線も悪かった」
試合後、インタビューボード前に姿を現したサブロー監督は渋い表情で試合を振り返った。
先発の廣池もこれで6敗。「何回もやられている。足りないものは本人もわかっているはず。一回、見つめ直して、悪いところを直して良くなって欲しい」と指揮官はその能力を高く評価しているからこそ、背番号「64」がしっかりとこの結果を受け止め、自己と向き合い、成長をしてくれることを願う。
そんな試合でキラリと光ったのが九回にプロ初登板となった高橋快秀投手。育成から支配下登録されたばかり。二軍では防御率0・00と結果を出して這い上がってきた若者は一軍の舞台も動じなかった。MAX154キロのストレートで押した。先頭打者こそ四球で出塁を許したが、次の打者を併殺。最後はフォークで空振り三振。1回を無失点で切り抜けた。
この快投に指揮官は「堂々としていた。よかったと思う。一軍にいるメンバーと遜色ない。150キロを越えるストレートにスライダー、フォーク。フォークで空振りをとっていたいいピッチャー」と絶賛。光明を見出した。
暦上は立秋を迎えた。暑さは和らぐ気配はないが、夏が極まり、少しずつ確実に季節は移り変わっていく。ペナントレースも残り47試合。1試合1試合が大事となる。負けられない戦いは続く。マリーンズはこの猛暑の中、全力プレーを続け、パ・リーグにおいて存在感を見せていくだけ。熱い戦いはここからだ。
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