【浦和レッズ】今夏、レッズに加入した南野遥海が古巣との開幕戦へ「当然モチベーションは高まる」
「僕がチームに一番貢献できるのは得点」
前線からプレス、おとりになる動き、サイドから得点機をつくる動きも求められている点も理解しているが、点取り屋の芯はブレない。
南野は得点を積み重ね、J3リーグからステップアップしてきたのだ。ガンバ大阪のアカデミーで育ち、高校3年生の秋に翌シーズン(2023シーズン)の新加入選手として仮契約を締結。2022年はトップチームで公式戦8試合に出場したが、そのままJ1の舞台に定着できたわけではない。期限付き移籍を繰り返し、長い下積みも経験した。
「J2、J3時代から得点という結果は残してきました。チームのために懸命に走って、起点をつくらないといけませんが、レッズで求められるのは結果だと思っています。クラブの期待に応えられるようにしたい」
すでにJ1でも、アジアの舞台でも実力は証明済み。2026年前半のJ1百年構想リーグでは17試合で7ゴール。ここでも数字以上に光ったのは、勝負強さだった。5月24日の清水エスパルス戦では後半から途中出場して直後に同点弾を叩き込み、逆転ゴールまで奪ってみせた。
言葉には自信がにじむ。G大阪時代はストライカーの印象が強かったものの、後半途中からは2シャドーの一角でもプレー。攻撃的なポジションを自在にこなしながら、意欲的にゴールに向かう姿勢は貫いていた。
「2年前(栃木SC)は、同じようなポジションでプレーしていましたから。ゴールにつながれば、一番良かったんですけど、良いイメージは持っています」
「シーズンの勢い、流れは開幕戦で決まるところもありますから。その相手が古巣となれば、当然モチベーションは高まりますが、一戦一戦という気持ちは変わらないです。対戦相手がどこでもやることは同じ」
気持ちよく、点を取って勝つのみだろう。目をぎらぎらさせた男のゴールが決まれば、勝運も引き寄せるはず。8月7日の金曜日から、レッズでも新たな『不敗神話』が始まるかもしれない。
(取材・文/杉園昌之)
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