勝部璃子「やっぱり最後はメンタルが問われる」桜花学園(愛知県)
白慶花ヘッドコーチは「悔しいですが、これが現実。でも選手たちはよく頑張ってくれたので、これは私の責任です」と、悔しい敗戦の責任を負おうとします。それはエースの勝部璃子選手も同じでした。
「苦しい場面こそ私がしっかりリングにアタックして、ファウルをもらってフリースローラインに立つなり、とにかく得点に絡むようなプレーが必要でした。リバウンドも相手の留学生だけでなくガードやフォワードが飛び込んで来るのに対し、自分のカバーが足りなかったです。今こうやって後悔しても遅いのですが、それがすごく心に残っています」
それよりも勝部選手が悔やむのは、桜花学園の生命線であるディフェンスとリバウンドでした。「中も外もやられてしまい、どっちつかずなディフェンスになっていました。それ以上に大事な場面でリバウンドを取れませんでした」
今後も負けられない試合を疲労を溜めたまま戦わなければいけない機会は来ます。相手のマークに思うようにプレーできない場面もあるでしょう。そこで打ち勝つための強さを身に着けたいと勝部選手は言います。
「技術的なところも必要ですが、日本一になるにはやっぱり最後はメンタルが問われると思います。今回もコートの中でも外でもアイコンタクトやハイタッチが少なくなって、勝ちたいという気持ちを表に出してプレーできていない場面が多かったように思います。まずは3年生がそういうメンタルの部分で崩れないように普段から強い意識を持って、U18日清食品トップリーグに備えたいです」
「そういう時こそキャプテンである自分がチームを引っ張っていきたいです。キャプテンが暗い顔をしていたらチームの雰囲気が暗くなります。まずは私自身がその機会を楽しんで笑顔でプレーして、自分からチームメート一人ひとりに声を掛けたりハイタッチをすることを意識して、私から周りにその雰囲気を広げられたらと思います」
心身ともにもっとタフに成長すること。それが「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」での目標です。白コーチは言います。「ウチの持ち味はディフェンスからのブレイクで、厳しい試合でもそれを出しきれるかどうか。それと同時に多くのメンバーを試合で使って、今よりさらに2枚、3枚と選手層を厚くしたいです。勝部の負担は少しでも減らしてあげたい。そのためのインサイドの下級生も伸びているところです。一試合一試合、勝ちにこだわりながら、このインターハイで出た課題を克服する秋にしたいです」
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