【RB大宮アルディージャWOMEN】バイエルン来日‼︎元チームメートの門脇真依が語る谷川萌々子の凄さとは

RB大宮アルディージャ
チーム・協会
世界トップレベルのスピードと強度を、日本で体感できる機会がやってくる。

7月25日(土)、NACK5スタジアム大宮で、RB大宮アルディージャWOMENとFCバイエルンWOMENが国際親善試合を行う。迎えるのは、2025-26シーズンの女子ブンデスリーガを制したドイツ王者。欧州のトップクラブがWEリーグのクラブと対戦する、貴重な一戦だ。

【©︎2024 RB OMIYA Inc.】

FCバイエルンWOMENは、昨季の女子ブンデスリーガを24勝2分けの無敗で制し、4連覇を達成。DFBポカール女子との国内二冠を果たし、UEFA女子チャンピオンズリーグでもベスト4と、クラブ史上最も成功したシーズンを送った。欧州屈指の強豪だ。

RB大宮アルディージャWOMENにとっては、クラブ初の国際親善試合となる。新シーズンへ向けて積み上げているサッカーが、世界屈指の選手をそろえる相手にどこまで通用するのか。結果とともに、プレッシャーの強度、判断の速さ、球際の攻防で自分たちの現在地を確かめる一戦になる。

ブンデスリーガからWEリーグへ。門脇真依が語るドイツ王者の強さ

そして、この試合にはもう一つ大きな注目点がある。FCバイエルンWOMENに所属する谷川萌々子と、門脇真依の再会だ。

2人はJFAアカデミー福島の先輩と後輩。門脇が高校生、谷川が中学生だったころに初めて同じピッチに立った。年代が異なり、当時から継続的に同じチームでプレーしていたわけではない。それでも門脇の記憶には、最初にパスを交わした時の感覚が残っている。

「第一印象は、すごくうまい選手だな、というものでした」

FCバイエルンWOMENの谷川萌々子選手 【FC Bayern Munich】

その印象が確信に変わったのは、2024年のFCローゼンゴード(スウェーデン) だった。バイエルンから期限付き移籍した谷川と、門脇はリーグ優勝を経験。谷川は16得点で得点王、門脇も12得点を挙げ、2人で28得点を記録。25勝1敗という圧倒的な成績だった。FCローゼンゴードでは門脇が1トップ、谷川がボランチに入り、縦関係を組む試合も多かった。

「萌々子がボールを持つと、つねに縦パスを見てくれている感覚がありました。相手がいても自分でコースを作って通してくるし、いろいろなタイミングでボールを出してくれる。それまで一緒にプレーした選手には感じたことがない感覚で、一緒にプレーしていて本当に楽しかったです」

谷川の得点力を支えているのは、代名詞ともなった、左右両足から放たれる精緻なシュートやゴール前への進入だけではない。門脇は言う。

RB大宮アルディージャWOMENの門脇真依 【©︎2024 RB OMIYA Inc.】

「守備をする側からすると、ファーストタッチでシュートを打てる位置にボールを置くので、本当に怖い選手です。どこからでもゴールを狙う姿勢がありますし、ピッチ上ではとても強気で、相手がイヤがるプレーをつねに選んでいる印象があります」

当時のFCローゼンゴードには経験豊かな選手が多かったが、19歳の谷川は背番号10を託された。門脇の目には、谷川がボールを持つたびに「何かが起こる」という期待が、チーム内で高まっていくように映ったという。谷川が周囲を生かし、周囲も谷川を生かす。その好循環が、ボランチながら加入1年目で得点王に輝き、リーグ優勝という好成績にもつながった。

子どもたちに届けたい「世界基準」

ピッチを離れると、「ちょっと抜けているところがあって、面白い。天然です」と門脇は笑う。スウェーデンでは別々の部屋で暮らしながら、オフに食事や外出をともにすることも。門脇にとって、日本人選手の存在は心強かった。

ただし、今回の対戦を前に、谷川とは連絡を取っていない。当日は元チームメートとしてではなく、互いに勝利を目指す選手としてピッチに立つ。警戒すべき点を問われた門脇の答えは明確だった。

「一番は萌々子をフリーにさせないことです。周りにもレベルの高い選手がたくさんいるので、つねに警戒しながらプレーすることが大切だと思います」

RB大宮アルディージャWOMENの門脇真依 【©︎2024 RB OMIYA Inc.】

7月25日、スタンドでは日本でプレーする子どもたちが、谷川をはじめとするトップ選手の技術、強度、判断の速さを間近で体感できる。

「ドイツのトップクラブとのスタイルの違いや、難しい局面も出てくると思います。それでも最後まで気持ちを切らさず、自分たちが積み上げてきたものや戦う姿勢を見てもらいたい。国内でサッカーをしている選手たちや、将来サッカー選手を目指す子どもたちにも、世界トップレベルのプレーを見てほしいです」

ドイツ王者に挑むRB大宮アルディージャWOMENが、世界基準を相手に何を示すのか。FCバイエルンWOMENの一員として初めて日本でプレーする谷川萌々子との対戦も注目される90分が、大宮で幕を開ける。
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著者プロフィール

電電関東サッカー部として1969年に創部。NTT関東サッカー部と改称したのち、1998年に「大宮アルディージャ」となった。Jリーグには1999年から参加している。アルディージャとは、「リス」を意味するスペイン語で、大宮市(現・さいたま市)のマスコット的存在であるリスのように、地域に密着した愛される存在となることを願ってつけられた。2024年10月よりレッドブルサッカーネットワークの一員となり、クラブ名が「RB大宮アルディージャ」に変更となった。

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