シリーズ 選手権大会出場チーム紹介~「インサイドストーリー夏草の賦2026」 第一話 三国ボーイズ(福井県支部)

ボーイズリーグ夏の全国大会・エイジェックカップ「第57回日本少年野球選手権大会」が2026年8月2日に開幕する。
このシリーズは開幕に先立ち、各地の予選を勝ち抜き選手権大会への出場を決めたチームのインサイドストーリーを紹介する。
題して夏草の賦(はなし)。

シリーズ第一話は、28年ぶりの選手権大会出場を果たした福井県支部代表の三国ボーイズ。

北陸の絶対王者・鯖江ボーイズに準決勝で勝利!

6月14日、三国運動公園野球場(福井県坂井市)では、エイジェックカップ「第57回日本少年野球選手権大会」福井県代表を決める支部予選の準決勝が行われた。
28年ぶりの選手権大会出場を目指す三国は、福井県の絶対王者・鯖江と対戦した。

両チームは、昨秋の「スターゼンカップ第56回日本少年野球春季全国大会」予選の決勝でも対戦し、三国が3対6で敗れている。
三国にとって、28年ぶりの選手権出場には、6連覇中の鯖江は避けては通れない相手。

昨秋のリベンジと悲願達成のため、この日の三国は「中学野球の集大成として、悔いのない戦いをしよう」と並々ならぬ決意で準決勝に挑んだ。
結果は、6対3で勝利。見事リベンジを果たし28年ぶりの悲願へあと1勝とした。

28年ぶりの選手権大会出場を決めた三国ボーイズ 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

大野ボーイズに快勝!28年ぶりの悲願達成!

6月20日、セーレン・ドリームスタジアムでは、福井県支部の決勝戦が行われようとしていた。
勝った方が選手権大会に出場できるこの試合は、三国ボーイズと大野ボーイズが対戦した。

試合は初回、三国が先制攻撃を仕掛ける。
1番・勝木崇太(カツキ ソウタ)が四球で出塁すると、すかさず盗塁を決め1死二塁と先制のチャンスを作る。
打席には3番・小泉将吾(コイズミ ショウゴ)。中前へ適時打を放つと幸先よく1点を先制する。
続く4番・高倉聖央(タカクラ セナ)の三塁打で2点目、さらに5番・坂部慶翔(サカベ ヨシト)の三塁ゴロの間に高倉が好判断で生還、3点を先制する。

2回にも7番・戸川天吾(トガワ テンゴ)、8番・白﨑翔太(シラサキ ショウタ)が連続出塁しチャンスを作ると、2点を加えて5対0と一気に流れを引き寄せる。

先発、好投した高倉聖央 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

先発マウンドを任された高倉は、小雨の悪コンディションの中でも安定した投球を披露し、5回を1失点で抑える好投。
相手に流れを渡さないみごとな投球で、選手権出場を手繰り寄せる。

6回からは自慢の投手陣をつなぐ継投。2番手・青山聖音(アオヤマ シオン)、と主将・金澤玲央(カナザワ レオ)が無失点で繋ぎ、見事28年ぶりに夏の全国大会の切符を手にした。

優勝を決めマウンドに駆け寄る三国ボーイズ 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

28年ぶりにつかんだ選手権大会出場。

個性豊かな選手たちをまとめ一つのチームにできたのは、金澤の存在あってのもの。
澤田 毅(さわだ つよし)監督は金澤のキャプテンシーをこのように評価している。

最後のバッターを打ち取り、優勝が決まった瞬間、マウンドに集まる後輩たちを金澤 渉(かなざわ わたる)は見つめていた。28年前、選手権大会に出場した4期生OBで、今まさに歓喜の輪の中心にいる金澤主将の実父である。

「全国大会でも平常心で楽しんでプレイしよう」と澤田監督は選手たちに語りかける。

初戦の相手は東日本の古豪・志村ボーイズ(東京東支部)。
父から子へ受け継がれた全国制覇の夢の行方を見守っていきたい。
                                 

(原稿:広報委員会 文中継承略)

胴上げされる澤田監督 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

※リンク先は外部サイトの場合があります

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ボーイズリーグは、国内最大級の硬式野球団体です。 チーム数は小学部・中学部合わせて710チームが加盟し、22,000人以上の選手が所属しています。 ボーイズリーグ公式チャンネルではスポーツナビに掲載された記事をおまとめでお届けします。

当サイトには一部アフィリエイトリンクが含まれています。

リンクから商品・サービスをご購入いただいた場合、スポーツナビに収益が発生することがあります。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント