411人のファンが投票! 「リーグワン2025-26」クボタスピアーズのベストマッチは?【前編】

チーム・協会
日本最高峰の戦いを誇り、毎年進化し続ける「NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26」。クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、今季もあと一歩のところで頂点には届かず、ディビジョン1準優勝という結果となりました。しかし、その熱戦の数々はファンの記憶に深く刻まれています。

今年も6月24日から30日にかけて、ファンクラブ「Spears+」会員限定の「あなたが選ぶ『今シーズンのベストマッチ』」アンケート企画を実施。開幕戦からプレーオフ決勝までの全21試合を対象とし、411名のスピアーズファン“オレンジアーミー”が投票に参加しました。今季、ファンが選ぶ2025-26シーズンのベストマッチの頂点に輝いたのは……? 前編となる今回は、8位から6位までの3試合を、当時の興奮が蘇るエピソードとともに発表します!

最後まであきらめずに身体を張り続ける岡田一平選手(SH)は、今季スピアーズの躍進を支えたキーマンの一人。密集の隙間を縫い、トライへとつなげる鋭い嗅覚が武器 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

8位:プレーオフトーナメント準々決勝 2026年5月24日 vs東芝ブレイブルーパス東京 (26-3 勝利)10票

8位は、昨シーズンの決勝戦で相まみえた因縁の相手・東芝ブレイブルーパス東京との準々決勝が選ばれました。

ブレイブルーパスは前半4分にペナルティゴールで3点を先制。前半15分、岡田一平選手がクイックスタートを切り、ステップで相手をかわして見事な逆転トライ。コンバージョンも成功し、7-3とリードして折り返します。

後半3分、ショーン・スティーブンソン選手の右サイドへのキックパスをハラトア・ヴァイレア選手がキャッチし、そのままトライに持ち込み追加点を奪いました。さらに後半10分にはスティーブンソン選手の50:22からチャンスが生まれ、マキシ ファウルアキャプテンがボールを押さえて19-3とリードを広げます。後半39分にはリカス・プレトリアス選手がダメ押しのトライ、コンバージョンも決まり26-3。負けたら終わりのこの一戦で、スピアーズは相手をノートライに抑える見事な堅守を見せました。

2025-26シーズンの全21試合に先発出場した快足のリカス・プレトリアス選手(CTB) 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

<ファンのコメント>
岡田選手のクイックタップからのトライ。しなやかで、鮮やかで、目を奪われた。今年からリーグワン観戦&スピアーズ応援を始めたばかりでまだ選手名もおぼつかない状況ですが、このトライで岡田選手のファンになりました。闘志が素晴らしかった!!(千葉県・男性)

ショーンスティーブンソン選手の50:22、ギリギリで決まったキックの後に見せたあの表情、ギアが完全に変わってこれぞプレーオフという感じでした。(東京都・女性)

7位:第3節 2025年12月27日 vs 東京サントリーサンゴリアス (79-20 勝利)12票

7位は、2025年のラストマッチとなった東京サントリーサンゴリアスとの一戦です。

開始2分、バーナード・フォーリー選手のペナルティゴールで先制すると、ショーン・スティーブンソン選手のトライで追加点を奪います。サンゴリアスもペナルティゴールで8-6と迫りますが、スピアーズは主導権を渡しません。

ボールキャリーでも圧倒的な存在感を放つマルコム・マークス選手(HO) 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

前半24分にタイラー・ポール選手がトライを奪うと、30分にはスティーブンソン選手、36分にはマキシ ファウルアキャプテンが連続トライ。前半終了のホーンが鳴った後にも、リカス・プレトリアス選手が走り切ってトライを決め、39-6と大きくリードして前半を折り返します。

後半8分には木田晴斗選手が左隅に飛び込み、その後もフォーリー選手や藤原忍選手、福田陸人選手のトライもあり、着実に点差を広げていきます。後半31分にはこの日初のトライを許すものの、ヴァイレア選手と今季初出場となった山田響選手が立て続けに取り返します。結果11トライを奪う猛攻を見せ、79-20でノーサイド。80分間ハードワークを徹底したスピアーズが今季のスローガン「GRIT(=粘り強さ)」を体現し、同カードの最多得点差で歴史的な大勝を収めました。
<ファンのコメント>
誰か1人は選べず、一丸となって圧勝した試合。最後の1秒まで力尽きず粘る力があるサンゴリアスに対して、個人的に対戦相手として苦手意識があるがゆえの喜び。ヒリヒリしながら観戦した(スピアーズ優勝翌年のサンゴリアスとの初戦が私の初敗戦体験だったため、今でもそのショックが拭えないのが背景にある)。(東京都・女性)

今季最多得点、最後のナード(バーナード・フォーリー選手)のイエローカード、ペナルティトライによる失点を除けばほぼ完璧とも言えるゲーム。この時点で強敵と思われたサンゴリアスに完勝できたことで、チームに勢いをつけるきっかけにもなった試合だと思う。シューター(ショーン・スティーブンソン選手)の軽やかでゆとりさえ感じさせるプレーには本当に魅了された。(千葉県・男性)

6位:第1節 2025年12月13日 vsコベルコ神戸スティーラーズ (33-28 勝利)15票

6位には、神戸で行われたコベルコ神戸スティーラーズとの開幕戦がランクイン。

序盤はスティーラーズのペースで進み、前半15分と18分にペナルティゴールでスコア。スピアーズは前半21分にオペティ・ヘル選手の突進で崩すと、ショーン・スティーブンソン選手のオフロードパスを受けた根塚洸雅選手がトライし、逆転します。前半終了間際には木田晴斗選手がトライを決め、15-16の1点差で前半を折り返しました。

後半11分、スピアーズはレッドカードにより14人での戦いを余儀なくされます。しかし、ここからボールを保持するクレバーな戦いを見せます。後半16分にペナルティゴールで同点に追いつくと、後半22分にはラインアウトモールを押し込み、タイラー・ポール選手が勝ち越しのトライ。コンバージョンも決まり、28-21と逆転に成功します。

2025-26シーズン、全9試合に出場した谷口和洋選手(SH) 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

同点に追いつかれた直後の後半30分。スティーブンソン選手と連携した木田選手がこの日2本目のトライを決めて、再び33-28とリードを奪います。15人に戻った後半31分には、リザーブメンバー5人が一気に入ったことで息を吹き返し、そのままノーサイド。数的不利の逆境をはね返し、見事な勝利で開幕戦を飾りました。
<ファンのコメント>
現地観戦しました。初戦の緊張感のある試合(しかもビジター)の中で、ショーン・スティーブンソン選手がハイボールを何度も取ってチャンスを作り、他のメンバーに指示や合図をたくさん出してチームになじんでいたので、安心感を持てた。去年は短期間だったこともあり、ショーン選手のすごさを実感していなかったんだと反省。すごい選手がクボタに来てくれたんだな、そしてクボタがショーン選手にとって居心地いいチームになってきたのかな、とうれしく思いました。(千葉県・女性)

シューターと木田選手のパス交換からタッチライン際を攻めてトライにつなげたシーンは最高でした!(千葉県・男性)

締め切り間近! 限定ドキュメント映像を観たい人は7月31日(金)までに入会を

7月31日(金)までに「Spears+」へ入会すると、2025-26シーズンの舞台裏に迫る限定ドキュメント映像が視聴できます(現在第1弾を公開中、第3弾まで順次公開予定)。また、チームや選手のことを深掘りできる「スピアーズオフィシャルファンブック」も手に入ります。年会費は3,000円のワンプライスです。

取材・文:せきねみき(ライター・コラムニスト)
写真:チームフォトグラファー 福島宏治
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著者プロフィール

クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、日本ラグビーの最高峰「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するラグビーチームです。。1978年創部し1990年にクボタ創業100周年を機にカンパニースポーツと定め、千葉県船橋市の(株)クボタ京葉工場内にグランドとクラブハウスを整備しました。「Proud Billboard」のビジョンの元、ステークホルダーの「誇りの広告塔」となるべくチーム強化を図っています。またSDGsの推進や普及・育成活動などといった社会貢献活動を積極的に推進しています。

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