アケ、フェネルバフチェ移籍へ シティでの栄光の6年に幕
12タイトル獲得の功労者、ナタン・アケがトルコへ新天地
アケは2020年8月にAFCボーンマスからシティへ加入。以降、公式戦177試合に出場し、守備陣の重要な一員としてクラブの成功に貢献してきた。
シティで獲得したタイトルは合計12個に及ぶ。プレミアリーグ4回、UEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップ、FAカップ2回、リーグカップ2回、コミュニティシールド、UEFAスーパーカップと、クラブ史に残る黄金期を支えた。
加入当初の2シーズンは負傷に悩まされたが、チームのリーグ連覇やカラバオカップ制覇に貢献。2022/23シーズンには公式戦41試合に出場し、歴史的なトレブル達成に大きな役割を果たした。特にチャンピオンズリーグでは左サイドバックとして存在感を発揮し、シティがクラブ史上初の欧州制覇を成し遂げたイスタンブールの夜にも重要な戦力となった。
翌2023/24シーズンもUEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ制覇に貢献。さらにシティは同シーズンにプレミアリーグ4連覇を達成し、イングランド男子サッカー史上初の偉業を成し遂げた。
その後もアケは堅実な守備と高い戦術理解でチームを支え、ラストシーズンとなった今季にはカラバオカップ決勝でアーセナルを破り、さらにFAカップでもチェルシーを下して2つの主要タイトルを獲得した。
守備陣に安心感をもたらす存在だったアケは、冷静で信頼できるプレーに加え、攻撃面でも通算10ゴールを記録している。
退団に際し、アケはクラブへの感謝を語った。
「この6年間、マンチェスター・シティを代表してプレーできたことは本当に光栄でした。特別なチームの一員でいられたことに心から感謝しています。
ここで選手としても人間としても大きく成長できました。クラブで過ごした時間に感謝しています。
特にトレブルを達成したこと、歴史を作ったチームの一員として4度のプレミアリーグ優勝を経験できたこと、そして最後のシーズンにカラバオカップとFAカップを制したことは、これからも大切な思い出です。
新たな道へ進みますが、私たちが共に成し遂げたすべてを誇りに思っています。シティはこれからも私にとって特別なクラブです」
フットボールディレクターのヒューゴ・ヴィアナ氏も、「ナタンがここ数年の成功において重要な存在だったことに疑いはない」とコメント。ピッチに立つたびに全力を尽くし、センターバックだけでなく左サイドバックでも高いレベルを示した万能性と、模範的なプロ意識を称えた。
マンチェスター・シティは、クラブに多大な貢献を果たしたアケに感謝を伝えるとともに、フェネルバフチェでの新たな挑戦に幸運を祈っている。
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