[RUGGERSコラム] ラグビー日本代表2026シーズン スタート!!
本格的な梅雨のシーズンに入り、台風が2つ連続で上陸したり、地震もあったりと、落ち着かない環境が続いていますね。
一方でスポーツ界に目を向けると、サッカーW杯で日本代表が決勝トーナメントに進出し、ブラジルに惜しくも敗れるなど、色々な意味で盛り上がっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2026年もあっという間に半分が過ぎようとしています。本当に早いですね。2026年のリーグワンが終わり、夏のラグビーはいよいよ日本代表シーズンがやってきました。今回のオニギリ's eye!!は、2026年の日本代表についてフォーカスしてみたいと思います。
それではいってみましょう!
まずは先日発表された日本代表スコッドから見ていきましょう。
今回発表されたスコッドを、ポジションごとに見ていきましょう。
まずはPR。紙森、竹内、為房、岡部はエディJAPANになってから呼ばれ続けているメンバーで経験も豊富です。ここにU20で活躍した大学生の大塚、世界規格のサイズを持つイジーが選ばれました。
続いてHOは、スーパーラグビーで活躍した原田、機動力とリーダーシップをともに持つ江良、佐藤が選ばれました。一列目は、スクラムはもちろんですが、機動力が高いイメージのメンバーが揃っています。
LOは世界で戦うためにも高さが求められているところ、コーネルセン、ストーバーグ、ディアンズ、ホッキングスが選ばれました。ここは高さに加えて一列目と同様の機動力、そしてボールを前に運べるメンバーが選ばれています。
FL、No8は、コンタクト力のガンター、セブンズの能力もあるコストリー、FW一の機動力をもつ下川、強さと機動力が光るワイサケ、LOもできるハアンガナ、そして経験豊富なリーチが選ばれました。リーグワンの試合を通じた活躍はもちろんですが、昨年から継続して選ばれているメンバーがほとんどです。
FWは、エディHCの掲げる「超速ラグビー」にどれだけフィットできるか、という視点で選ばれている印象です。
続いてBKですが、SHは4人。リーグワンで優勝した神戸Sから上村、大ケガから復帰し、少ない出場時間でも素晴らしい活躍を見せていた北條、U20でも活躍を見せていた渡邊、フランスのトゥーロンで活躍した“優勝請負人”の齋藤が選ばれました。齋藤以外の3名は初選出であり、ノンキャップメンバーが多く選ばれたのは驚きました。ただ、去年まで選ばれていたメンバーのうち藤原がケガなどで選出されなかったことを考えると、新戦力がどんな活躍を見せてくれるか非常に楽しみなポジションです。
SOは、大学生の伊藤と、ユーティリティプレーヤーの小村が選ばれました。昨年も選ばれていた李承信はケガの都合で選ばれず、年代別代表に選ばれ、エディHCからの評価も高い伊藤が今回どんな活躍を見せるか注目です。
CTBは、サミソニ、中野、廣瀬、ライリーが選ばれました。特徴のある4人ですが、特にライリーは存在感があり、今の日本代表に欠かせないメンバーの1人です。
WTBは、石田、植田のセブンズで鍛えられた2人に加え、トライゲッターの木田、リーグワンでも強さを見せたブルアが選ばれました。
FBは今季のリーグワンで衝撃的な活躍をした上ノ坊、ユーティリティの松永が選ばれています。
BKはサイズなどよりもスキルとスピードに長けている選手が選ばれており、これも超速ラグビーを体現するには必要な要素を持つメンバー、というのが印象的です。
トレーニングスコッドでは21名いたメンバーも現在は5名となっています。その中でも注目は、FLマシヴォウとBKメイン平です。今季リーグワンでも大活躍が見られた2人。最後まで残って代表メンバーとして定着するか注目しています。
メンバーに充実感がある中、代表の今夏スケジュールは以下の通りとなっています。
●6月27日 マオリ・オールブラックス(JAPAN XVとしての試合)パロマ瑞穂
●7月4日 イタリア代表 秩父宮
●7月11日 アイルランド代表 ニューカッスル
●7月18日 フランス代表 国立
●8月8日 オーストラリア代表 花園
●8月15日 オーストラリア代表 クイーンズランド
●9月5日 カナダ代表 新潟
現在は、宮崎を中心に合宿を行っています。オーストラリアへの移動が2回ある中、7月から8月にかけてハードな試合が続きます。これも今年からスタートした「ネーションズチャンピオンシップ」という、北半球と南半球の選ばれたチーム同士が対戦する、いわば“どっちが強いかを争う戦い”です。ワールドカップと違って、7月と11月の2回に分けて世界上位国と対戦できるのは、日本にとってプラスでしかありません。
そして先日、キャップ試合(公式テストマッチ)ではなかったものの、マオリ・オールブラックスとの試合が愛知県のパロマ瑞穂スタジアムで行われました。
試合メンバーは以下の通りです。
試合は、前半から超速ラグビーを体現する日本がテンポよくボールを繋ぎ、最後はWTB植田がトライして先制。その後、マオリ・オールブラックスもすぐに取り返します。湿気と暑さで手元が滑る中、前半はよくボールをつなぎました。前半終盤には相手が反則を繰り返し、シンビンが2名出たチャンスを活かして3トライを重ねます。前半を24-7とリードして折り返しました。
後半、メンバーも一部変えながらゲームが進む中、マオリ・オールブラックスの追撃が素晴らしかったですね。最終的に後半36分に逆転され、最後はJAPAN XVもゴールまで迫ったものの、追加トライを許してノーサイド。31-38と惜しくも敗れました。
ただ、キャップ試合ではないものの、代表レベルのゲームを体感できた新たなメンバーには面白い存在が多かったです。特にSH北條は、前半にキックや正確なパス、そして体を張るプレーでチームを牽引してくれましたが、足首を怪我してしまったのが本当に残念でした。また、SO伊藤も最後までゲームをリードすることができており、世界レベルでの経験値を重ねていけば非常に面白い存在になると感じました。大学生レベルでこの代表クラスの強度を経験できたことは、大きな成長につながったに違いありません。
マオリ・オールブラックスも、スーパーラグビーで活躍したメンバーが多数いる中、急造チームでありながらコンタクト、ハンドリングなどにおいて高いスキルを発揮していました。こうしたクオリティの高い試合が、毎年のように日本で継続できているのは大きいですね。伝統の「ハカ」も見られて、観戦者にとっても貴重な機会となりました。今後もぜひ継続してほしいと願っています。
以上、今回のオニギリ's eye!!となりますが、いかがでしたでしょうか?
来年のワールドカップに向けて楽しみな試合が続きます。まだメンバーの入れ替わりも多いかと思いますが、エディJAPANがどのように超速ラグビーを完成させていくのか、これからも目が離せませんね。
ワールドカップでベスト4。これは並大抵の目標ではありませんが、みんなで引き続き応援していきましょう。
さぁ、今週もラグビーへのワクワクが止まりません!
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