【重賞見どころ・しらさぎS】無敗で毎日杯V、素質馬ファンダムが得意のマイルに戻って巻き返しだ

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デビューから無敗でGIII毎日杯を勝った素質馬ファンダム、実績ある1600m芝で本領発揮といきたい 【Photo by S.Okada】

【しらさぎステークス(GIII)】 6月21日(日)阪神競馬場1600m芝

 サマーマイルシリーズの第1戦。前身の米子ステークスが昨年、GIIIに格上げされてレース名も改称された。記念すべき第1回目の昨年は二冠牝馬チェルヴィニアの参戦で盛り上がったが、今年も好メンバーが集結。夏のマイル王、そして秋のマイルGI戦線へ名乗りを挙げるのはどの馬か。
 登録馬20頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬6月16日(18時50分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザーの◎数をランキングで表示

・ベラジオボンド(牡5=栗東・上村洋行厩舎)1500pt
5歳となった今年、マイル路線で素質が開花。年明けから新春S(3勝クラス)、六甲S(L)と1600m芝で連勝し、前走のGIIマイラーズCでも0秒1差の3着と好走した。好位から運べる脚質は安定しており、今の充実ぶりなら再度の好勝負が期待できる。ここは重賞初制覇のチャンスがやってきた。上村厩舎でロードカナロア産駒の「ベラジオ」と言えばGI大阪杯連覇のベラジオオペラを思い出すが、このレースを先輩に続く飛躍のきっかけとしたい。

・エコロアルバ(牡3=美浦・田村康仁厩舎)1150pt
2歳時に新馬、GIIIサウジアラビアRCを連勝し、GI朝日杯FSでも4着と善戦した3歳マイル路線トップの一角。前走のGI NHKマイルCは9着に敗れたものの、これは5カ月ぶりの久々が影響したものと思いたい。一度使った上積みは大きいだろうし、本来の力を発揮できれば古馬相手でも好勝負に持ち込めるはずだ。

・スイープアワーズ(牡6=栗東・宮地貴稔厩舎)564pt
父ディープインパクト、母がGI・3勝スイープトウショウという超良血馬。昨年は春ごろから2ケタ着順が続くなどスランプに陥ったが、今年から宮地厩舎に転厩すると一変。3勝クラスで2走連続2着とした後の前走、今回と同じ阪神マイルの立雲峡Sで1年2カ月ぶりの勝利を挙げた。しかも、上がり3F32秒9という父母譲りの豪脚を使ったのだから、これは6歳にしてようやく覚醒したと見るべきか。

・キープカルム(牡5=栗東・中竹和也厩舎)499pt
昨年のしらさぎSの勝ち馬。上がり最速3F 33秒4の末脚を繰り出し、二冠牝馬チェルヴィニアを差し切る強い内容だった。それ以来4戦して勝ち鞍はないものの、どのレースも大きくは負けておらず、1年ぶりの阪神マイルで反撃を期待。昨年はここを制してサマーマイルシリーズでもチャンピオンとなっただけに、まずはここを連覇して2年連続の夏のマイル王を目指したい。

・ファンダム(牡4=美浦・辻哲英厩舎)491pt
デビューから無傷の3連勝でGIII毎日杯を快勝、GI日本ダービーでも4番人気に支持された素質馬。復帰戦となった今年1月の中山1600m芝・ニューイヤーS(L)は0秒1差の3着と上々だったが、それ以降は距離を短縮してGIIIオーシャンS12着、GII京王杯SC8着と案外な結果に終わっている。この戦績を見ると、やはりこの馬はマイルあたりがベストの距離か。ならば、この条件で巻き返しといきたい。なお、今回は北村宏騎手とコンビ復活の予定だ。

(文・森永淳洋)
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