【重賞見どころ・宝塚記念】GI馬が5頭参戦、クロワデュノール “春の古馬三冠“で父を超えるか

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大阪杯、天皇賞(春)を連勝中のクロワデュノール、宝塚記念も勝って“春の古馬三冠”達成なるか 【Photo by S.Okada】

【宝塚記念(GI)】6月14日(日)阪神競馬場2200m芝

 春のGIシリーズを締めくくるグランプリ決戦はGI馬が5頭も集結する超豪華メンバーとなった。その中でも注目はやはり、大阪杯、天皇賞(春)を連勝中のクロワデュノールとなるだろう。GI・3連勝で上半期を締めくくるのか、それとも?
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・クロワデュノール(牡4=栗東・斉藤崇史厩舎)14418pt
この春は大阪杯、天皇賞(春)を連勝し、完全復活を果たした昨年のダービー馬。しかも、大阪杯は休み明けで完調手前、天皇賞(春)は適距離ではないながらも勝利をモノにするのだから、やはり能力は抜けた存在だ。今回は順調に使われてきた中での3走目で、距離も申し分なし。前2走以上のパフォーマンスを見せても不思議はないだろう。もし宝塚記念も勝てば父キタサンブラックでもできなかった“春の古馬三冠”完全制覇。ファン投票1位の期待に応えたい。

・ミュージアムマイル(牡4=栗東・高柳大輔厩舎)8724pt
昨年春は皐月賞でクロワデュノールを下し、年末の有馬記念も制してJRA賞最優秀3歳牡馬に選出された。今年はドバイ、香港と不運続きで出走を見送ったために、今回が約5カ月半ぶりの休み明け初戦となる点に不安はあるが、自身の最大パフォーマンスを発揮できればクロワデュノールと互角にやれる能力の持ち主だ。幸い、この中間は順調に乗り込まれている様子で臨戦態勢はきっちりと整えてくるだろう。最終追い切り、当日パドックの気配などはしっかりと見極めておきたい。

・メイショウタバル(牡5=栗東・石橋守厩舎)7058pt
昨年はこの宝塚記念で3馬身差の“圧逃”を決めてGI初制覇。人と人、人と馬の絆を感じさせる感動的なレースの主役となった。その後、天皇賞(秋)、有馬記念では結果を出せなかったが、前走の大阪杯ではクロワデュノールから0秒1差の2着。やはり阪神コースはこの馬にピッタリの舞台であり、今年も期待は大きい。安田記念制覇で勢いに乗る武豊騎手とともに連覇へ、そして秋の凱旋門賞が楽しみになる走りを見せてくれるか。

・ダノンデサイル(牡5=栗東・安田翔伍厩舎)6412pt
一昨年のダービー馬であり、昨年のドバイシーマクラシックでは後の“世界最強馬”カランダガンを倒して海外GI制覇も飾った。能力的には間違いなく世界に誇れる日本のトップホース。近走はジャパンカップ、有馬記念、大阪杯で続けて3着となかなか勝ちきれないものの、力を出し切れば今回も好勝負に持ち込めるだろう。1週前追い切りではコンビ復帰となる戸崎圭太騎手が騎乗し好感触を伝えている。逆転への準備は着々と整いつつあるか。

・レガレイラ(牝5=美浦・木村哲也厩舎)5145pt
ホープフルS、有馬記念、エリザベス女王杯と3年連続でGIを制覇。前走の有馬記念は連覇こそできなかったが、それでも上がり最速の脚で0秒2差の4着に追い込んだのだから、その力は牡牝合わせても現役トップクラスだ。11着に敗れた昨年と同様に有馬記念からの直行ローテだが、骨折明けだった昨年と比べれば今年は馬の中身がまるで違うだろう。牝馬では史上4頭目となる4年連続GI制覇は十分狙える位置にいる。

(文・森永淳洋)
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