※更新【3部・第11節】上位3チームが揃って白星を逸す! 山梨学院大学は初のドローも首位を堅持
※マッチレポート更新
【試合結果】JR東日本カップ2026 第100回関東大学サッカーリーグ戦・3部リーグ第11節
『JR東日本カップ2026 第100回関東大学サッカーリーグ戦』3部リーグ第11節は6月6日(土)全6試合が行われた。
首位の山梨学院大学は9位の作新学院大学と対戦し、一時は1-3と作新学院大学を引き離すものの、アディショナルタイムにゴールを許し終わってみれば3-3の引き分けに。この結果、山梨学院大学の連勝は8で止まったが、開幕からの無敗記録は続き、首位を堅持した。一方、2位の國學院大學は5位の順天堂大学に0-1で敗戦。國學院大學は前節に続く連敗となり、勝点1を積み上げた首位・山梨学院大学との勝点差は4に広がった。
4位の東京学芸大学は10位・中央学院大学を0-2で下して3連勝を飾り、勝点を19に伸ばした。逆に勝点18の3位・東京農業大学は共栄大学に1-2で逆転負け。この結果、東京農業大学と東京学芸大学の順位が入れ替わり、3位に東京学芸大学が浮上。東京農業大学は4位へと後退した。
勝った共栄大学は勝点を15に伸ばし、得失点差で8位に位置している。
5位以下に順位の変動はなかった。
國學院大學に勝利した順天堂大学は、4位・東京農業大学と勝点18で並ぶも得失点差で追い越せず5位のまま。6位・亜細亜大学と12位・上武大学の一戦は互いに決め手を欠き0-0のスコアレスドローに終わった。この結果、亜細亜大学は6位をキープ。上武大学は勝点1を積み上げたものの、依然として最下位に沈んでいる。7位・青山学院大学は11位・城西国際大学に4-1に快勝し、勝点を15に伸ばして7位をキープ。8位の共栄大学も東京農業大学を下し、青山学院大学と同じく勝点を18に伸ばした。
得点王争いでは、得点ランキングトップの山梨学院大学・オノボ フランシス日華が今節もゴールを決め、得点数を10の大台に乗せた。オノボは8試合中7試合でゴールを決めるなど毎試合着実にゴールを重ねており、まだまだ得点数は伸びそうだ。
リーグ戦も折り返し地点を迎え、次節からは約2ヶ月半の中断期間に入る。そんな中、首位・山梨学院大学は未消化の2試合を残しており、ここから最大で勝点6を積み上げる可能性がある。山梨学院大学が勝点10差を広げて独走態勢を固めるのか。それとも対戦相手の亜細亜大学、東京農業大学が待ったをかけるのか。中断期間に入っても、まだまだ熱戦は続く。
※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。
(文/飯嶋玲子)
マッチレポート
前節単独首位に立った山梨学院大学はアウェーで9位・作新学院大学と対戦。開幕から破竹の8連勝で他を圧倒してきた山梨学院大学が思わぬ"伏兵"に足踏み状態となった。試合は序盤の7分、作新学院大学がコーナーキックからのこぼれ球を藍原琉星が押し込んで先制する。対する山梨学院大学も攻撃のギアを上げると26分に五十嵐真翔が右サイドを突破。ゴール前に入れたグラウンダーのクロスに中村瑠志が合わせるがシュートはバーを直撃。しかし跳ね返りを中村が押し込んで同点弾を挙げる。試合を振り出しに戻した山梨学院大学は、40分にもコーナーキックからのこぼれ球を五十嵐が押し込んで逆転に成功。1-2で試合を折り返すと後半開始早々の51分、執行隼真からのロングパスにオノボフランシス日華が反応。ヘディングでDFをかわしてゴール前に入ると、冷静に左足のシュートを決め3点目をマーク。オノボの3試合連続ゴールで山梨学院大学が1-3と作新学院大学を突き放した。だが、そのわずか2分後、作新学院大学は高田湊人が40メートル超のロングシュートを決めて1点差に詰め寄る。このゴールで勢いを増した作新学院大学だったが、なかなか山梨学院大学の守備を崩しきれない。このまま山梨学院大学が逃げ切るかと思われたが、試合の最終盤、ゴール前に抜け出した渡部嶺斗が倒されて作新学院大学がペナルティーキックを獲得。90+1分、これを渡部が冷静に決めて作新学院大学が追いついた。試合はそのまま3-3で終了。山梨学院大学は初の引き分けで連勝がストップしたものの首位を堅持した。
首位・山梨学院大学が連勝ストップとなった一方、2位以下のチームにも黒星が相次いだ。
2位・國學院大學と5位・順天堂大学の一戦は、順天堂大学が主導権を握りながらも攻めあぐねる展開に。21分には佐藤由空のロングパスに齊藤慈斗が反応。ゴールを押し込んだが、國學院大學・河合陸玖がゴールラインギリギリでスーパークリアー。26分には上西遥喜がペナルティーエリア内で倒され、順天堂大学がペナルティーキックを獲得。だが絶好の得点機も、齊藤のキックは國學院大學GK・大村明裕がストップしゴールならず。両チーム無得点で試合を折り返した。後半に入ると國學院大學は得点力のある土橋竜之介を投入。攻撃のギアを上げるが先手を取ったのは順天堂大学だった。66分、ハーフウェーライン付近からのロングパスに齊藤が抜け出すもDFふたりに囲まれてボールを奪われてしまう。しかしDFのクリアボールを大町彪悟がすかさず奪取。鮮やかなミドルシュートを叩き込んで待望の先制点を挙げる。順天堂大学はこの1点を最後まで守り切りウノゼロ勝利。國學院大學は2連敗となり、首位との勝点差が4に広がることとなった。
3試合ぶりの勝利を狙う3位・東京農業大学は、ここ5試合白星のない8位・共栄大学と対戦。試合は後半に動いた。後半序盤の53分、東京農業大学は右サイドバック・清水朔玖のパスに中條歩が反応。前線に抜け出すと、前に出てきた相手GKをかわすと、無人のゴールにシュートを流し込んで先制点を挙げる。だがその5分後、共栄大学は阿久津裕輝が30メートル超のロングシュートを放ち試合を振り出しに戻した。このゴールで試合の流れは共栄大学に傾き、71分にはシュートがバーに当たった跳ね返りを五木田瑠樹亜が頭で押し込んで逆転に成功。共栄大学が1-2で勝利し、6試合ぶりの勝利を収めた。
連勝中の4位・東京学芸大学と10位・中央学院大学の一戦は、早い時間帯にスコアが動いた。東京学芸大学は半田祥真のフリーキックからゴール前の混戦の中、三浦悠代が押し込んで先制点を挙げる。その後は両チーム膠着状態となり、0-1のまま前半は終了。すると後半、またもや東京学芸大学がスコアを動かす。66分、コーナーキックからのこぼれ球を拾った田中拓光が、ボレーシュートを叩き込んで追加点。その後も中央学院大学に1本のシュートも許さず0-2で完勝。3連勝で勝点を19に伸ばした東京学芸大学は、東京農業大学を抜いて3位に浮上した。
6位・亜細亜大学と12位・上武大学の試合は、亜細亜大学が90分にわたり試合の主導権を握る展開に。上武大学は前後半シュート0と、攻撃の糸口をつかめないまま。しかし、亜細亜大学も上武大学ゴールに攻め込みながらも決めきれず、3試合連続ゴールの川田朔太郎もノーゴールのまま。結局、試合はスコアレスドローの痛み分けに。ともに勝点1を積み上げるに留まった。
ここ2試合白星のない7位・青山学院大学の攻撃力が爆発した。青山学院大学は、前節に待望の初勝利を挙げた11位・城西国際大学をホームに迎えて対戦。先手を取ったのは青山学院大学。序盤の6分、青山学院大学は前線で細かくパスをつないで相手を崩すと、松田駿のスルーパスに三澤琉生が走り込んで先制。さらに25分、佐々木登羽が左から入れたグラウンダーのクロスに、瀧口智貴が合わせて追加点を挙げる。2点のビハインドを負った城西国際大学だが、後半開始早々の50分に猪股久修が鮮やかな切り返しから左足のシュートを決めて1点を返す。反撃に出る城西国際大学だったが、逆に61分、青山学院大学・佐々木登羽の抜けだしを許すことに。佐々木はそのままゴール前に侵入すると、GKの右横にシュートを流し込んで3点目。再びリードを2点差に広げた。青山学院大学はその6分後にも追加点。井上駿也真のロングキックを礒部礼恩が頭で折り返し、東舘大翔がアウトサイドシュートを押し込んでダメ押しの4点目を挙げる。青山学院大学は4-1のまま試合を終え、3試合ぶりの勝利を収めた。
※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。
(文・飯嶋玲子)
全試合結果と得点者
東京農業大学 1(0-0)2 共栄大学
得点者)【東農大】中條歩【共栄大】阿久津裕輝、五木田瑠樹亜
作新学院大学 3(1-2)3 山梨学院大学
得点者)【作新大】藍原琉星、高田湊人、渡部嶺斗【山学大】中村瑠志、五十嵐真翔、オノボフランシス日華
青山学院大学 4(2-0)1 城西国際大学
得点者)【青学大】三澤琉生、瀧口智貴、佐々木登羽、東舘大翔【城国大】猪股久修
亜細亜大学 0(0-0)0 上武大学
中央学院大学 0(0-1)2 東京学芸大学
得点者)【東学大】三浦悠代、田中拓光
國學院大學 0(0-0)1 順天堂大学
得点者)【順大】大町彪悟
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