FIFAワールドカップ2026がいよいよ幕を開ける
過去最大規模の大会を3カ国で共催
前回のカタール大会から大きく変わったのは出場チーム数。日本が初出場した1998年のフランス大会から32チーム参加が続きましたが、今回はその1.5倍となる48チームで争われます。それに伴い、大会期間は4年前の29日間から39日間へ、試合数も64から104にそれぞれ増えました。
今大会は4チームずつ12グループに分かれてグループステージを行い、1回戦総当たりのリーグ戦によってグループ内の順位を決めます。各グループ上位2位までと、3位の12チームのうち成績上位の8チームを合わせた計32チームが突破。ラウンド32以降は、負ければ終わりのノックアウト方式で行われます。頂点を極めるには、これまでより1試合多い8試合を戦い抜かなければなりません。
予断を許さぬ戦いが待ち受ける、実力拮抗のグループステージ
今大会でグループFに入った日本は、同グループでオランダ、チュニジア、スウェーデンの順に対戦します。今年4月1日に更新されたFIFAランキングによれば、それぞれの順位は18位、7位、44位、38位。オランダとチュニジアの差は37で、グループDの24(アメリカ16位、パラグアイ40位)に次ぐ少なさ。各チームの力が接近していることを示す一つのデータといえるかもしれません。前回のようにワールドカップ優勝経験国はいないものの、予断を許さぬ戦いが待ち受けています。
各国のタレントが世界一を競う
豊富なタレントをそろえるイングランドの評価も高いです。エースストライカーのハリー・ケイン選手が、60年ぶりのタイトルに向けてチームの先頭に立ちます。メッシ選手と共に最多の6大会連続出場となるポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド選手は、41歳で迎えるひのき舞台で同国の初優勝を狙います。最多5度の優勝を誇るブラジルは、しばらく代表から遠ざかっていたネイマール選手の招集が話題を呼びました。初の外国人指揮官となるイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督の手腕に、2002年大会以来の世界制覇が託されます。
ウズベキスタン、ヨルダン、カーボベルデ、キュラソーといった初出場チームが、どのようなプレーを見せるのかも興味深いところです。アメリカ、カナダ、メキシコという開催国チームの活躍も、大会を盛り上げるためには重要となるでしょう。
ワールドカップ優勝経験を持つのはウルグアイ、イタリア(今回は予選敗退)、ドイツ、ブラジル、イングランド、アルゼンチン、フランス、スペインという8カ国・地域しかありません。日本は森保監督の下で、ウルグアイ、ドイツ、スペイン、ブラジル、イングランドを破った実績があります。九つ目のチームとして優勝トロフィーを掲げ、「最高の景色」が開けることに期待が高まります。
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