久保は出場せず、レアル・ソシエダはエスパニョールと1−1でシーズンを終える

レアル・ソシエダ
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アリツ、ラ・レアルでの最終戦を戦う

【©︎RealSociedad】

 ラ・リーガ25/26シーズン最終節、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)はバルセロナでのエスパニョール戦に臨んだ。熾烈な残留争いが繰り広げられる今季のラ・リーガ。9試合が同時刻開催となり、スペイン各地で熱い戦いが繰り広げられる。試合前のウォーミングアップで右足脹脛の違和感を訴えたレミロに代わり、マレロが緊急先発し、サンセ(レアル・ソシエダB)からはCBベイティア、アタッカーのオチエンが先発に名を連ねた。久保はベンチスタート。

 ラ・レアルがボールを持つ立ち上がり、セルヒオ・ゴメスが精度の高いパスで好機を作る。守備でも緊急出場のマレロは相手のループシュートにも冷静に対処し、チームを後方から支える。20分、オスカルソンは角度のないところから強烈なシュートを放ち、調子の良さを見せる。そして28分、オチエンからパスを受けた左サイドのセルヒオ・ゴメスが鋭いクロスをエリアへと送り、中央でオスカルソンが得意のワンタッチゴールを決め先制に成功。前半は0−1で終了。

 後半開始直後の47分、相手守備陣裏へと抜け出したスチッチがタッチライン際から中央へ折り返し、再びオスカルソンがダイレクトシュートを放つがエスパニョールDFルベン・サンチェスにゴールライン上でクリアされてしまい追加点とはならない。54分、左サイドを突破され、ドーランがネットを揺らすが、直前のプレーでのファウルにより得点は無効となる。VARの介入により失点を免れるラ・レアル。

 65分、ホームでの敗戦でシーズンを終えることは許されないエスパニョール、ゴール前でのペレ・ミジャの芸術的なトラップからのアシストを受けたロベルトが同点弾を決める。77分にはオヤルサバルと今季で退団が決まっているアリツ・エルストンドが揃ってピッチへ。長きにわたり苦楽を共にしてきたカンテラーノが最後の共演の舞台へと立つ。勝利でアリツを送り出したいラ・レアルだがゴールは遠い。90分、怪我から復帰のルペレスが交代出場。試合は1−1で引き分けで終えた。

 スペイン各地での死闘の末、元日本代表FW浅野が所属するマジョルカ、ジローナ、レアル・オビエドの降格が決定。セグンダ(2部)ではラシン・サンタンデールが15シーズンぶりのプリメラ復帰を決め、デポルティボ・ラ・コルーニャも復帰に王手をかける。C・ロナウドが25%の株式を取得し注目を集めるアルメリア、古豪のマラガ、宮代が所属するラス・パルマスなどが昇格プレーオフの権利をかけリーグ終盤戦を戦う。

セビージャでの国王杯優勝、来季のEL出場権獲得という結果で終えた今季は終盤戦では勝利から遠ざかってしまったが、マタラッツォ監督就任以降の快進撃により10位でリーグ戦を終えた。全日程を終え束の間の休暇をとる選手たち。日本代表に選出された久保を始め、W杯に出場する選手達は各国代表に合流し、来月開催される四年に一度の大舞台に臨む。
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著者プロフィール

レアル・ソシエダは1900年代初頭に創設され、2度のリーグ優勝と3度の国王杯を制したスペインの名門サッカークラブです。過去にはミケル・アルテタやシャビ・アロンソといった名選手がプレーし、2022年からは日本代表の久保建英が所属しています。

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