ホーム最終節、ハイデンハイム戦でカインツ、キリアン、ハインツに別れを告げる【1. FCケルン】

1.FCケルン
チーム・協会

【©︎1FCKoeln】

5月11日、1. FCケルンは今季ホーム最終戦で1. FCハイデンハイムと対戦し、ラインエネルギーシュタディオンに5万人の観衆を集めた一戦はまたもや完売となった。

試合は1-3で敗戦。早い時間帯にヤン・シェプナーの先制点を許したものの、マリウス・ビュルターがすぐに同点弾を決めて振り出しに戻した。しかしその後、アリヨン・イブラヒモヴィッチとこの日2点目となるシェプナーのゴールで突き放され、ホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。

レネ・ワグナー監督は前節ウニオン・ベルリン戦から先発を3人変更。ジョエル・シュミード、イサク・ヨハンネソン、リントン・マイナがスタメン入りし、ジャフマイ・シンプソン=ピュゼー、エリック・マルテル、ルカ・ヴァルドシュミッドに代わってピッチに立った。

前半8分、ケルンは立ち上がりこそ悪くなかったものの、先に失点する。ジェンク・オズカジャルからのパスにヨハンネソンがうまく反応できず、ボールを失うと、左サイドからアリヨン・イブラヒモヴィッチがクロスを供給。これにニアへ飛び込んだヤン・シェプナーが合わせ、ハイデンハイムに先制点を奪われた。

しかしそのわずか2分後、ケルンがすぐに試合を振り出しに戻す。直前の場面では相手GKフランク・フェラーにセーブを許していたマリウス・ビュルターが、トム・クラウスの絶妙なスルーパスに抜け出し、最後はニア上へ豪快に突き刺した。ビュルターはこれで2試合連続ゴールとなった。

その後は大きなピンチや決定機が多い展開ではなかったものの、ケルンが比較的落ち着いて試合を進める時間帯もあった。ヤクブ・カミンスキのクロスにサイード・エル・マラが飛び込もうとする場面や、ジェンクがブドゥ・ジフジヴァゼのシュートを外へ追いやる守備なども見られた。

それでも前半28分、再びハイデンハイムが勝ち越す。エレン・ディンクチがボックス内へ持ち込み、ヨハンネソンが一度は重要な対応を見せたものの、こぼれ球に反応したイブラヒモヴィッチが押し込む。クリストファー・ルントもゴールライン上で懸命にクリアを試みたが間に合わず、ケルンは1-2とされてしまった。

後半に入っても試合の流れは大きく変わらないまま進んだ。ハイデンハイムはシェプナーに追加点の好機が訪れたが、ここはイブラヒモヴィッチの折り返しをふかして事なきを得る。

しかし後半72分、ついに3失点目を喫する。ディンクチの低いクロスに対して、ゴール前でフリーとなっていたシェプナーが合わせ、これで1-3。ハイデンハイムがリードを2点に広げた。

終盤、ケルンは反撃を試みる。相手の粘り強い守備を崩しにかかり、ビュルターがヘディングでゴールを狙う場面もあったが、ここはフェラーの好セーブに阻まれた。最後まで1点を返すことはできず、そのまま試合終了となった。

すでに試合前の時点で残留は決まっていたものの、ホーム最終戦を勝利で締めくくることはできなかった。それでも試合後には、今季限りでクラブを離れるルカ・キリアン、ドミニク・ハインツ、そして現役引退を決めたフロリアン・カインツに、ふさわしい別れの時間が設けられた。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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