【BOATRACE】芦屋周年 中島孝平が峰竜太の奇襲攻撃振り切り3年2カ月ぶり9回目のG1戦V

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 ボートレース芦屋の「G1読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設74周年記念」(優勝賞金1200万円)は20日、最終日12Rで優勝戦が行われ、予選トップで優勝戦1号艇だった中島孝平(福井出身・福井支部46歳)【写真2枚】が1コースから逃げ切り、2023年3月の三国周年以来、3年2カ月ぶり通算9回目のG1戦制覇。通算優勝は64回目(SG2回含む)、芦屋では3回目の優勝を飾った。

 風速5メートルと強めの向かい風で迎えた優勝戦。進入は動きのない枠なり3対3。スタートはほぼ横一線だったが、4カドの稲田浩二と1コースの中島孝平がコンマゼロ台の踏み込み。稲田が攻める展開になりそうな瞬間、2コースの峰竜太が意表の全速ターン。稲田はレバーを落とさざるを得ず、握った峰の奇襲も不発に終わり、慌てず騒がずのターンで中島があっさりと逃げ切った。

 稲田浩二に乗って5コースからまくり差した石野貴之は1周2マークを稲田の内から先取りし、2着を確保。稲田は悔しい3着となって3連単の1-5-4は4100円の14番人気とまずまずの配当になった。

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 中島孝平はレース後に開口一番、「スタートが分からなかったので(優勝できて)ホッとした。峰竜太選手が握ったのは分かったので、うまくターンできた」とレースを冷静に振り返った。2010年には初出場で住之江グランプリを制し、2018年尼崎ボートレースオールスターも優勝してSG戦は2冠。昨年もグランプリには出場しており、3年2カ月ぶりのタイトル獲得にも、特にはしゃぐ雰囲気はなく落ち着いたもの。

 レーサー間からは「振り向けば孝平(がいる)」と言われることが非常に多い。これは道中戦がしぶとく、諦めない走りで前を追いかけるレーススタイルから、他のレーサーにとっては尊敬の対象でもあり、中島とは接戦をしたくないという意味が込められている。派手さはないが、大崩れのない安定感が武器。今節も7.33という低めの得点率で予選トップ通過を果たしていたが、これこそ中島の真骨頂とも言えるシリーズの走りだった。

 この優勝で中島の今年の獲得賞金は3764万円となり、ランキングは11位へと浮上。26日からの浜名湖SGボートレースオールスターには残念ながら選出されておらず、次回のSG戦は6月の鳴門グランドチャンピオン。中島はこれまで計7回グランプリに出場しているが、実は2年連続で出場したことはまだ1度もない。今年こそ、2年連続グランプリ出場を果たすべく、これからも安定した走りを見せてくれそうだ。

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