早大競走部【連載】関東学生対校選手権(関東インカレ)特別企画 特集『Be the Champion』 第3回 平田和

チーム・協会

『Be the Champion』第3回 平田和

【早稲田スポーツ新聞会】

2026.5.19
【早稲田スポーツ新聞会】取材 石本遥希、川田真央、田邉桃子、編集 永尾早渡

※この取材は5月15日に行われたものです。

【早稲田スポーツ新聞会】

関東インカレ出場予定種目

男子400メートルハードル

今シーズンの主な実績

第41回静岡国際陸上競技大会
NE男子400メートルハードル決勝 50秒12(2着)自己新
トラックゲームズ in TOKOROZAWA
400メートルハードル2組 50秒41(1着)自己新
第59回東京六大学対校陸上競技大会
400メートルハードルタイムレース決勝2組 50秒68(1着/全体1位)

インタビュー

ーー自己紹介をお願いします
 スポーツ科学部4年の平田和です。種目は400メートルハードルを主としています。

ーートラックシーズン前半を振り返ってみていかがですか
 昨シーズンはケガをしてしまい、走ることができない期間がすごく長かったです。ですから、今シーズンの序盤から自己記録を超えるタイムを出さなければいけないと感じていました。そのためにも冬季練習が重要で、順調に練習を積めたので、今シーズンの2戦目で自己記録を更新することができました。前半シーズンは(400メートルハードルで)50秒台前半から中盤のタイムを安定して出せているので、非常にいい流れで走れている感触です。

ーー現在のコンディションはいかがですか
 自分の体で気になる箇所やケガなどもなく、練習もかなり積めているので、日を増すごとに、強くなっている感覚があります。

最終学年として「やってやろう」という気持ち

対談中の平田 【早稲田スポーツ新聞会】

ーー早大での競技生活はどのようなものでしたか
 早大に入学したきっかけが、大学1年生の時に4年生で主将をされていた田中天智龍(令6スポ卒=鹿児島南)さんです。田中さんは(自分と)同じ400メートルハードルを専門にされていて、出身地も(自分と)同じ鹿児島県でした。ですから、自分が1年生だったにも関わらず、気にかけてくださったり、様々な話を聞いてくださったりしました。それだけではなく、田中さんの競技に向き合う姿勢や対校戦で戦う背中を見て、自分もこのような選手になりたいという思いや、田中さんを超えたいという思いを1年生の時に抱きました。2、3年生の時には、対校戦で活躍したいという目標がありましたが、その目標に届かなかった2年間でした。練習を順調に積めていると思っていても、あまり良い記録が出ませんでした。また、3年生では、ケガを何度もしてしまい、思うように走れず、理想と現実のギャップをかなり感じていました。ですが、先輩や後輩、同期の活躍する姿を見て、自分も試合に勝てる選手にならなければいけないという思いを持ちながら、今まで過ごしてきました。そのような思いを胸に、3年生の冬季シーズンから気持ちを入れ替えて、最終学年として「やってやろう」という気持ちで挑んでいます。

ーー特に思い出に残っている大会は何ですか
 思い出に残ってる大会は、 自分が出場した試合ではありませんが、大学1年生の時の日本インカレ(日本学生対校選手権)です。自分は400メートルハードルに出場される先輩たちのアップの付き添いをし、レースに向かうところを見送っていました。レースの結果は、田中さんと金本さん(金本昌樹、令7卒=東京・日大櫻丘)が決勝に進みましたが、新井さん(新井公貴、令6卒=神奈川・逗子開成)が準決勝で落ちてしまいました。そのレースの後に、 新井さんが自分に対して「ごめん」と言った時の悔しそうな顔を今でも鮮明に覚えています。そのような先輩の姿を見て、これからの試合で「絶対にやってやろう」と強く思うようになりました。出場した試合ではありませんが、4年間の中で思い出に残っている大会です。

ーー連戦の中でも安定して結果を残すことができている要因を教えてください
 練習も順調に積めていますし、冬季練習でも非常に成長した感覚があります。また、4年生になり、大学最後の1年をやり切ろうという思いを持ち、陸上と向き合うことができています。結果を残せている要因としては、レース前に描いた理想のレース展開で走れているのが、1つの要因だと感じています。

ーー今年、ハードルブロックに強力な1年生が入部してきましたが、ハードルブロックの雰囲気はいかがですか
 ハードルブロックの4年生は自分と内藤(香乃、スポ4=兵庫・北摂三田)だけで、3年生が多い一方、2年生は少ないです。ですが、1年生がたくさん入部したので、えりすぐりの個性を持つメンバーが揃っている、にぎやかなブロックになっていると感じます。自分が早大に入った時からハードルブロックは、競走部をけん引する存在でしたし、全員がストイックに競技に向き合っています。これは、ハードルブロックの特徴の1つだと思います。

早大のハードルブロックの強さを結果で証明するためにも、優勝したい

Wポーズをする平田 【早稲田スポーツ新聞会】

ーー関東インカレでの目標タイムや順位を教えてください
 優勝することが目標です。結果として、タイムがついてきたら良いと思います。

ーー関東インカレに向けての意気込みをお願いします
 先ほど話した内容と重なりますが、1年生から3年生にかけては自分の理想と結果がかけ離れていたので、悔しい思いをしました。ですが、そのような経験を経て、今の自分がかたち作られていると思います。早大のハードルブロックの強さを結果で証明するためにも、優勝したいです。

ーーありがとうございました!

◆平田和(ひらた・あい)
2004(平16)年10月23日生まれ。鹿児島・松陽高出身。スポーツ科学部4年。
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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