セレッソ大阪【百年構想リーグ第17節 C大阪vs.名古屋】攻め続ける姿勢を発揮し、圧巻の6得点。今大会、積み上げてきた成果を披露し、首位・名古屋から大きな一勝を掴む
立ち上がりは名古屋にボールを支配されて押し込まれたが、セレッソも柴山昌也がボールを受けて、保持の時間を作って押し返すと、12分、前からのプレスで追い込み、相手のCBから中盤に出たパスを田中駿汰がカット。そのまま高い位置まで上がると、柴山のパスを巧みに左足でトラップし、右足でシュート。相手GKも反応できない、流れるようなフィニッシュでネットを揺らした。その後もボール保持は名古屋だが、セレッソもDFラインを高く上げ、対角に蹴ってくる攻撃に対してもスライドも怠らずに対応すると、22分に追加点。今度は相手のボランチから出たパスを柴山がカット。石渡ネルソン、中島元彦とつなぎ、中島のスルーパスに抜け出した横山夢樹がダイレクトで左足を振り抜き、ニアを打ち破った。横山にとっては嬉しいJ1を舞台にした初ゴール。試合後は「ホッとしました」と安堵の表情を浮かべた。ここから名古屋の攻撃はさらに圧力を増すが、中村航輔の好セーブや奥田勇斗のシュートブロック、井上黎生人のカバーなど守備陣も集中力を高く保って応戦。35分には大外から大外のパスで振られ、最後は木村勇大に決められたが、オフサイドで事なきを得た。すると39分、名古屋の攻撃をしのいだセレッソが3点目。相手のパスを井上が高い位置で奪い、柴山、石渡のコンビネーションで右サイドを打開。石渡のクロスにニアで中島が潰れ、ファーでフリーになった横山が押し込んだ。試合前に指揮官がポイントに挙げていた「試合の流れを掴むこと」を実践。相手の時間帯ではしっかり耐えて、好機を確実に仕留める決定力を発揮した。42分にCKの流れから1点を返されたが、前半は3-1と上々の結果で折り返した。
(文=小田尚史)
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