<重賞レース分析>大井記念は、前走の着順や距離が重要なポイントに!

東京シティ競馬
チーム・協会
5月20日(水)に東京シティ競馬(大井競馬場)で第71回大井記念(SI)が実施される。
レース名は1950年5月の大井競馬場開設に由来。7月の「帝王賞(JpnⅠ)」と同じ2,000mのコースで行われるステップレースで、2018年にはグレードも「SⅠ」に格上げとなり、南関東代表馬決定戦の意味合いがさらに強まった。
ここでは大井記念10年の結果から、レースの傾向を分析する。

レース情報
第71回 大井記念(SI)
発走日程:2026年5月20日(水) 20:10発走
発走距離:2,000m

第70回優勝馬:ライトウォーリア号 【東京シティ競馬】

■単勝「1番人気」の馬は3着内率9割

【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[4-1-4-1](3着内率90.0%)、2~3番人気の馬は[4-3-3-10](3着内率50.0%)、4~9番人気の馬は[2-6-3-49](3着内率18.3%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-50](3着内率0.0%)となっている。まずは単勝「1番人気」馬をはじめとする上位人気グループの馬をチェックしておきたい。

■好走率が高いのは「浦和」「川崎」勢

【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-3-3-11](3着内率38.9%)、「船橋」の馬は[2-2-2-28](3着内率17.6%)、「大井」の馬は[6-4-4-65](3着内率17.7%)、「川崎」の馬は[1-1-1-6](3着内率33.3%)となっている。3着内率が高い「浦和」所属馬や「川崎」所属馬は、ひと通りマークしておいた方が良さそうだ。

■前走を勝ち切った馬は信頼できる

【前走の着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬は[6-4-3-15](3着内率46.4%)、2~9着の馬は[4-6-6-69](3着内率18.8%)、10着以下の馬は[0-0-1-24](3着内率4.0%)、「中止」の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)となっている。直近のパフォーマンスを素直に評価するべきレースと言えるだろう。

■前走の距離も見逃せないポイント

【前走の距離別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の距離別成績を見ると、1,900m以下の馬は[3-7-5-67](3着内率18.3%)、1,900m超2,200m未満の馬は[6-2-4-24](3着内率33.3%)、2,200m以上の馬は[1-1-1-19](3着内率13.6%)となっている。
なお、第67回(令和4年)以降の過去4年に限ると、1,900m以下の馬は[1-4-0-23](3着内率17.9%)、1,900m超2,200m未満の馬は[2-0-4-5](3着内率54.5%)、2,200m以上の馬は[1-0-0-13](3着内率7.1%)である。「2,000 m」や「2,100 m」のレースをステップに臨む馬は、有力と見るべきかもしれない。

■脚質が明暗を分けそう

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[6-6-9-47](3着内率30.9%)、6~10番手の馬は[4-3-1-40](3着内率16.7%)、11番手以下の馬は[0-1-0-21](3着内率4.5%)、「中止」の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)となっている。
なお、第67回(令和4年)以降の過去4年に限ると、3番手以内の馬は[2-2-4-13](3着内率38.1%)、4~10番手の馬は[2-2-0-20](3着内率16.7%)、11番手以下の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)、「中止」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)である。先行力が高くない馬は、疑ってかかった方が良さそうだ。

■“同年のブリリアントカップ”を制した馬に注目

【“同年のブリリアントカップ”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

“同年のブリリアントカップ”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-2-0-3](3着内率66.7%)、2~8着の馬は[1-4-1-24](3着内率20.0%)、9着以下の馬は[0-0-1-17](3着内率5.6%)、「不出走」の馬は[5-4-8-66](3着内率20.5%)となっている。主要な前哨戦と位置付けられているブリリアントカップの優勝馬は、上位に食い込む可能性が高いと見るべきだろう。
TCKホームページではより詳しいデータも公開している。

<伊吹雅也>
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著者プロフィール

東京都心部(品川区)にある大井競馬場は「東京シティ競馬(TCK)」の愛称で1950年の開場以来、都心のレジャースポットとして長年にわたり親しまれています。1986年に日本で初めて実施したナイター競馬「トゥインクルレース」は、東京のみならず、インターネット投票や無料のライブ中継などにより日本全国のナイトライフのレジャーとして受け入れられています。2011年に東京大賞典の国際GⅠ格付けを取得、2021年に世界唯一となる左右両回りコースを導入するなど強い馬づくりのために様々な先進的取組みを展開しております。

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